【MLB】秋山翔吾、今季「知るべき名前」で6位選出 「レッズが長年求めてきた先頭打者」

レッズ・秋山翔吾(左)とレイズ・筒香嘉智【写真:Getty Images、AP】

米全国紙が主な有望株を“格付け”、秋山は「レッズにとって最も重要なことは…」

 メジャーリーグは、各球団のバッテリー組のスプリングトレーニングがスタート。野手組も合流しての全体練習も17、18日(日本時間18、19日)から始まり、レッズの秋山翔吾外野手、レイズの筒香嘉智外野手が“米デビュー”する。米全国紙「USAトゥデー」は「2020年で知るべき名前」のトップ100を選出。“ルーキー”となるこの2人も名前を連ねており、秋山は6位に入った。

「USAトゥデー」は「MLBトップ100:2020シーズンであなたが知るべき名前のトップ100をランク付けした」との見出しで特集を掲載。主にプロスペクト(若手有望株)で構成されたランキングとなっている。同紙は「開幕日にむけて毎年恒例のUSAトゥデー、あなたが知るべき100人の名前をランク付けする。これが、今季の新たなメジャーリーグの才能豊かな選手たちである」として、「プレーヤーは、今季与えるインパクトが強いと予想される順番にランク付けされている」とランキングの“基準”も紹介している。

 1位に遊撃手のボー・ビシェット(ブルージェイズ)が選出されているトップ100。大谷翔平投手の同僚で超有望株として知られるジョー・アデル外野手(エンゼルス)が7位に入る中、秋山はその1つ上の6位と“格付け”された。

筒香は26位「MLBでの最初のシーズンが始まる」

 寸評では「日本で5度オールスターに選ばれ、首位打者にも輝いたアキヤマは、ベンチに座っているために3年2100万ドル(約23億円)という契約を結んだわけではない」と、秋山のレギュラー起用を予想。そして、「31歳の彼は、日本では主にセンターを守っていたが、シンシナティではライト、またはレフトを守るかもしれない」と守備位置についても言及した上で「レッズにとって最も重要なことは、彼がレッズが長年求めてきた先頭打者の役目を務めることだ」とリードオフマン定着を期待している。

 一方で、筒香は26位に選出。寸評は「12月に2年1200万ドル(約13億1670万円)で契約したツツゴウのMLBでの最初のシーズンが始まる。ツツゴウはNPBで5度オールスターに選ばれ、2010年からプロとして活躍している」と、ここまでのキャリアを紹介する内容となっている。スプリングトレーニングからインパクトを残したいところだ。

 二刀流の大谷が活躍しているものの、野手“一刀流”の選手が海を渡るのは久しぶり。その活躍に大きな期待がかかる。(Full-Count編集部)

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