『バックカントリースキー』で遭難事故相次ぐ 男性2人が負傷して行動不能に 県警ヘリで救助

長野県内で15日、スキー場のコースではない斜面を滑る「バックカントリースキー」中の遭難事故が相次ぎ、男性2人が救助されました。

白馬村・八方尾根(資料)

15日正午前、白馬村の八方尾根南側斜面(標高約2100m)で、バックカントリースキーのツアーに参加していた大阪府茨木市の公務員の男性(43)が転倒、左足を負傷し動けなくなりました。同行のガイドが救助要請し、男性は県警ヘリで救助され、病院へ搬送されました。左ひざ骨折などの重傷ということです。

また飯山市の鍋倉山(標高約1000m)では、午後3時前、家族や友人とバックカントリースキーをしていた都内の無職の男性(78)が足を負傷し、動けなくなりました。同行していた親族から救助要請があり、男性は県警ヘリで救助されました。けがの程度は軽いということです。

15日の県内は晴れて、各地の最高気温はで3月上旬から4月中旬並みまで上昇しました。

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