鎌倉市佐助の児童養護施設「鎌倉児童ホーム」で15日、恒例の餅つき大会が開かれた。三浦半島地域連合と三浦半島労福協の共催で、参加した約150人につきたての餅やおこわが振る舞われた。
同連合に加盟する組合が育てたもち米約60キロを使った餅やおこわを、子どもたちは「おいしい」「柔らかい」などと口にしながらほお張っていた。
施設では、3~19歳の男女61人が生活している。この日は、県労福協もフードバンクかながわ(横浜市金沢区)を通じ、みそや菓子などの食材を提供。施設長の秦晴彦さんは「施設以外の社会と交流し、子どもたちにとって楽しい場になった。食材も有効活用していきたい」と話した。
餅つき大会に先立ち、同連合などは鎌倉市役所やJR鎌倉駅の周辺を約1時間、清掃。組合員らは空き缶やプラスチック容器などのごみを回収した。