号砲待つ郷土の星 県内一周大分合同駅伝、16日開会式【大分県】

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県内一周大分合同駅伝競走大会の優勝旗などが並ぶ開会式会場=15日、大分市の大分合同新聞社

 春季県体・第62回県内一周大分合同駅伝競走大会(県、県内各市町村、県教委、県体育協会、大分陸上競技協会、大分合同新聞社主催、FIG特別協賛)は17~21日、県内各地を駆け巡る39区間、390.8キロで白熱したレースを繰り広げる。スタート前日の16日に大分合同新聞社で開会式がある。

 大分合同新聞社前を発着とするコースで競い、17郡市16チーム(国東市と東国東郡は合同)が出場する。前回大会の成績を基に▽A部(大分、竹田、豊後大野、日田、杵築)▽B部(佐伯、豊後高田、由布、国東・東国東、別府、臼杵)▽C部(玖珠、宇佐、速見、中津、津久見)の3部に分かれ、総合優勝、部別優勝、躍進1位の獲得を目指す。

 レースは17日午前9時、女子選手による「花の1区」からスタート。郷土の誇りを懸けた5日間にわたる熱走が幕を開ける。

〇A部 王者大分、挑む竹田

 層の厚さを誇る大分が一歩抜け出す。前回大会は節目となる10連覇を達成。大分市消防局勢と日本文理大勢を中心に、後藤大地(日本製鉄大分)ら若手も調子を上げている。昨年逃した5日間全てで日間1位を獲得した上で総合優勝を目指す。

 前回総合2位の竹田は各選手ともに順調な仕上がり。佐藤俊輔(東海大)ら新戦力も投入し、王者に対抗していく構え。豊後大野は別府大分毎日マラソン県勢トップの安藤貴信(北九州市立大)ら充実の布陣。序盤から上位争いを狙う。

 日田はエース田吹隆一(日田市役所)ら主力が好調を維持。つなぎ区間で順位を保ち、総合3位以内を目指す。2008年以来のA部で臨む杵築は、個々のタイムが伸びて上り調子。安定感のある2本柱を中心に同部死守を目指す。

〇B部 鍵握る、つなぎ区間

 各郡市とも部別優勝、A部昇格を狙っている。大きな力の差はなく、ベテラン勢らつなぎ区間の出来が勝敗を分けそう。

 佐伯は安定感が持ち味。主力4人が抜けたが補強で戦力が整った。豊後高田は5日間とも前回大会を上回る布陣で臨めそう。由布は小手川大海(住友化学)ら新人で底上げした。

 国東・東国東は箱根駅伝で出走した松岡涼真(拓殖大)を軸に上位争いに絡みたい。地力のある別府は前回大会で失速したつなぎ区間などを強化。臼杵はタイムを上げており、まずはB部上位を目指す。

〇C部 昇格争い、玖珠がリード

 前回大会A部からまさかの降格となった玖珠が総合力で頭一つリードしており、部別優勝と躍進1位、B部昇格を狙う。

 昨年躍進1位の宇佐は今回も好調を維持。個々のタイムはさらに伸び、2年連続の躍進1位とB部昇格を目指す。前回はアクシデントもあって低迷した中津も地力は十分で、B部勢に食い込む力走を誓う。

 故障などでエース級を欠く速見は、長距離区間での粘りが浮沈の鍵を握る。津久見は新人の加入が刺激となってチーム力が上昇し、悲願の最下位脱出へ準備は万端だ。