東北・親山神社「ご縁日」行事で権現舞/住民ら五穀豊穣祈る/「最高の舞」

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親山神社の社殿で権現舞を披露する保存会のメンバー

 青森県東北町大浦の親山神社で15日、毎年恒例の「ご縁日」行事が行われ、地元の小川原神楽連中保存会(小笠原嘉輝会長)が五穀豊穣(ほうじょう)を祈る権現舞を披露した。

 小川原神楽は三沢市の岡三沢神楽の流れをくみ、昭和20年代に始まった。現在は地域の住民でつくる保存会が伝統を守っている。

 この日はメンバー9人が笛や太鼓などを手に社殿に参集。このうちはかま姿の若手2人が、慶応元(1865)年に作られ、同神社に保管されている獅子頭(権現様)を手に、力強く舞った。集まった住民は神妙な表情で見守り、最後に大きな拍手を送っていた。

 小笠原会長は「昨年から20、30代の若手が権現舞の練習に加わり、後継者を確保できたので、安心している。今日の舞も最高だった」と笑顔で語った。

 同保存会は16日午前10時から町コミュニティセンター未来館で開かれる郷土芸能発表会にも出演する。