【MLB】電子機器疑惑のアルトゥーベを同僚が擁護 ユニ脱がない本当の理由は「未完成タトゥー」

アストロズのカルロス・コレア(左)とホセ・アルトゥーベ【写真:Getty Images】

19年リーグ優勝決定シリーズでのサヨナラ弾でユニホームを脱ぐことを拒んだアルトゥーベ

 サイン盗みで処分を受けたアストロズが行った謝罪会見。2017年のMVP、ホセ・アルトゥーベ内野手は電子機器の使用を完全否定したが他球団の選手、メディアは信用していない様子。そんな中、同僚が「(疑惑は)嘘なんだ。理由を僕が説明する」と“本当”の理由を明かしている。

 サイン盗み問題で批判を浴びるアストロズが13日(日本時間14日)にキャンプ地で記者会見を開き、選手らは初めて公の場で謝罪した。アルトゥーベには電子機器の使用疑惑が上がっており、2019年のリーグ優勝決定シリーズ第7戦でヤンキースのアロルディス・チャップマンから劇的なサヨナラ本塁打を放つも、ユニホームを脱ぐことを頑なに拒んだことが話題になっている。

 MLBネットワークは同僚のカルロス・コレア内野手が本人に代わって弁明している様子を紹介。

「誰も電子機器を装着していなかった。(疑惑は)嘘なんだ。アルトゥーベがシャツを脱がされたくなかった理由を僕が説明するよ」

 様々な疑惑が取り出される中、コレアはまず2019年のサヨナラアーチ以前の試合でアルトゥーベのユニホームを脱がしたことを言及し「その時の写真も映像もある。アルトゥーベのユニホームを脱がした時に彼の奥さんが僕の奥さんにこう言ったんだ。『なぜカルロスはアルトゥーベのシャツを脱がしているの? いい気分はしないわね』とね」と、1つ目の理由を説明。

 そして2つ目の理由として「このことを僕に言ってほしくないと思うけど、言わせてもらうよ」と前置きし「鎖骨に完成していないタトゥーが掘ってあって、正直見栄えが良くなかった。彼はそれを誰にも見られたくなかったんだ」と、未完成タトゥーの存在が、ユニホームを脱がされることを頑なに拒否した理由であることを語っていた。(Full-Count編集部)

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