G新助っ人パーラ第1打席で技あり二塁打 「ベイビー・シャーク」の登場曲で快打

今季から巨人に加入したヘラルド・パーラ【写真:荒川祐史】

パーラは2回無死一塁で三塁線を破る二塁打を放った

■巨人 – DeNA(オープン戦・16日・那覇)

 2020年のオープン戦が16日、巨人とDeNAが激突してセルラースタジアム那覇で開幕。巨人の新助っ人ヘラルド・パーラ外野手が2回の第1打席で二塁打を放った。「ベイビー・シャーク」の登場曲で入った無死一塁の場面で鮮やかに左翼線二塁打を放った。

 昨季所属したナショナルズで登場曲に童謡「ベイビー・シャーク」を採用。曲に合わせて手を叩く“サメダンス”が人気を博し、チーム初の世界一に貢献したパーラがオープン戦第1打席で魅せた。日本のファンに“サメダンス”で迎えられた第1打席、DeNAの先発櫻井の初球の直球をとらえると、糸を引くような打球が三塁線を抜いていった。

 32歳のパーラは2009年にダイヤモンドバックスでMLBデビュー。その後、ブルワーズ、オリオールズ、ロッキーズ、ジャイアンツでプレーし、昨年5月にナショナルズに移籍するとプレーのみならず、ムードメーカーとしても力を尽くして世界一に貢献した。

 この試合、DeNAも新外国人タイラー・オースティン外野手が1回の第1打席でいきなり本塁打。今季オープン戦開幕戦は、両チーム期待の新助っ人の“競演”で始まった。(Full-Count編集部)

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