計600キロ、豪快にまく

鶴岡・妙定寺で厄よけ豆まき

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参拝者に向けて豪快にまかれる厄よけの豆=鶴岡市加茂・妙定寺

 鶴岡市加茂の妙定寺(みょうじょうじ)(守山正純(しょうじゅん)住職)で16日、伝統行事「厄よけ豆まき大祈●会(だいきとうえ)」が行われた。大勢の参拝者に向けて計600キロの福の豆を豪快にまき、所願成就を祈った。

 大正時代以前から続き、毎年、宗祖・日蓮聖人が生まれた2月16日に行っている。祈●した豆を浴びると厄が落ち、食べると御利益があると伝わる。

 守山住職ら僧侶が水行で身を清めて法要を行い、信者の名前を読み上げて家内安全や身体堅固、良縁成就などを祈った。続いて読経しながら升に入れた豆や紅白餅を次々にまいた。参拝者は頭上から激しく降り注ぐ豆を風呂敷などで受け、幸福を呼び込もうと床からも懸命に拾い集めた。

 鶴岡市みどり町、会社員池田俊輔さん(33)は妻と幼い子どもたちの計5人で初めて訪れ「迫力満点の豆まきに感激した。マイホーム生活が始まったばかりなので、家族の健康を第一に新たな気持ちで頑張っていきたい」とほほ笑んだ。

●は示ヘンに寿の旧字体

参拝者に向けて豪快にまかれる厄よけの豆=鶴岡市加茂・妙定寺