重伝建主計町、火から守る 住民が消防訓練

©株式会社北國新聞社

 重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)の主計町(かずえまち)で16日、消防訓練が行われ、住民約40人が消火器の体験などを通じて歴史的な街並みを火災から守る思いを新たにした。

 恵寿金沢病院の敷地内で行われた初期消火訓練では、主計町や上新町、下新町の子どもから大人までが参加し、消火器の正しい使い方を確認した。

 引き続き市駅西消防署と市第二消防団などによる火災防御訓練が行われた。2016年に新潟県糸魚川市で起きた大規模火災を教訓に、浅野川対岸の東山3丁目で火災が発生したとの想定で実施され、風下の主計町への飛び火を防ぐため、隊員らはポンプ車の放水で水膜をつくった。

 主計町の柄﨑隆司町会長は「訓練の積み重ねがいざというときに役に立つ。伝統ある地域を住民で守っていきたい」と話した。