大村・東彼 3日間隙なし 第69回郡市対抗県下一周駅伝大会・最終日

最終日の日間順位変動

 第69回郡市対抗県下一周駅伝大会最終日は16日、雲仙市小浜町-長崎市の18区間、131.4キロのコースで行われ、大村・東彼が3日間の累計21時間33分36秒でV2を果たした。2位は長崎、3位は佐世保だった。
 女子総合(15.4キロ)は大村・東彼が5連覇。小学生区間の男女総合(3キロ)は西彼・西海が初優勝した。躍進賞は諫早が獲得。最優秀選手賞の男子は壱岐の雨海智大(中央発條)が初めて、女子は大村・東彼の弟子丸小春(諫早高)が2年連続で受賞した。
 最終日も大村・東彼は首位を快走。1区栗原(東京国際大)が区間賞で発進すると、各世代が安定のリレーでつなぎ、女子の三つの区間賞で後続を引き離した。
 2位長崎は区間賞獲得こそ10区本村(長崎中央郵便局)だけだったが、総合力で順位をキープ。3位佐世保は6区吉井(大東大)の力走などで、西彼・西海の猛追を振り切った。
 西彼・西海は4区で区間新を出した小林(鎮西学院高)らが粘って、第2日までの4位を守った。第2日まで6位だった諫早が17区原田(順大)の区間賞などで5位に浮上。以下、対馬、島原半島、五島、北松・松浦、壱岐、平戸が続いた。
 クラス別表彰のAは大村・東彼、Bは諫早、Cは北松・松浦が優勝。この結果、来年のAクラスは大村・東彼、長崎、佐世保、諫早、Bは西彼・西海、対馬、島原半島、北松・松浦、Cは五島、壱岐、平戸となった。

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