小学生区間 西彼・西海が初V 努力家2人 会心レース 小山、木戸

第69回郡市対抗県下一周駅伝大会・最終日

©株式会社長崎新聞社

西彼・西海Aの12区小山(西海小、右)から13区木戸(長与南小)へトップでたすきリレー=諫早市、トランスコスモススタジアム長崎

 今年も大接戦となった小学生区間の12、13区。「最後まで諦めずに頑張ろう」とスタートした西彼・西海Aの小山(西海小)は、余力を残しながらチャンスを待った。しばらく先頭グループにつけた後、残り200メートル付近でスパート。「調子が良く、いつかは抜けると思っていた」。一気にトップに立つと、2位の佐世保に5秒差をつけてリレーした。
 2年生から七ツ釜陸上クラブで練習を続けてきた。県下一周は2年連続の出場で、昨年は個人17位と不本意な成績に終わっていたが、今年は自信があった。腕を大きく振るなどフォームも改良。練習の成果を発揮した会心のレースだった。
 たすきを受けた木戸(長与南小)も「後ろに負けないよう逃げ切る」とリードを粘り強く守った。終盤、佐世保に一度はかわされたが「抜き返す自信はあった」と最後の力を振り絞ってスパート。見事に先頭を奪い返してゴールテープを切った。
 2年生から陸上を始めて「もっと速くなりたい」と自宅からバスで約1時間かかる南部ACの練習にも参加してきた。そんな努力家の2人がつかんだ西彼・西海の小学生区間初優勝。木戸は「力は出し切った」と爽やかな笑みを浮かべた。