諫早の社福法人に福祉車両1台贈る オリックス宮内財団

寄贈された福祉車両=諫早市、諫早療育センター

 公益財団法人オリックス宮内財団(東京都)は、諫早市有喜町の「社会福祉法人幸生会 諫早療育センター」に福祉車両1台を寄贈した。最大8人乗りで、大型車いす2台を積むことができる。通所介護の利用者送迎などに活用される。
 社会福祉施設などを対象とした車両の寄贈は2006年スタート。19年3月までに110台を贈っているが、県内へは初めて。
 13日に同センターであった寄贈式で、武野氏(たけのうじ)徹オリックス長崎支店長(42)は「グループのオリックス生命が第2本社化を進めるなど、長崎県はご縁のある地。われわれも地域社会貢献活動をしていきたい」とあいさつ。幸生会の村川喜信理事長(61)は「車を活用し、利用者に寄り添った支援をしていきたい」と謝辞を述べた。

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