『タッキー&翼』の再結成が期待される舞台復帰した今井翼

病気療養のため、18年から芸能活動を休止していた今井翼が13日、徳島・鳴門市の大塚国際美術館システィーナ・ホールで開幕した第10回システィーナ歌舞伎「NOBUNAGA」で舞台復帰した。

今井は14年にメニエール病を発症。療養のために2018年3月から活動を休止し、現在ジャニーズ事務所の副社長を務める滝沢秀明氏とのデュオ「タッキー&翼(タキツバ)」を解散。

同年9月にジャニーズ事務所を退所したが引退はせず、同年大みそかのジャニーズカウントダウン公演には出演していた。

16日まで同所で行われた同公演。各スポーツ紙によると、「NOBUNAGA」は、歌舞伎俳優の片岡愛之助の新作歌舞伎。

織田信長が実は双子だったという奇想天外な設定で信長の運命を描くもので、愛之助が1人2役で信長を演じ、今井はポルトガルの宣教師ルイス・フロイス役。

2年ぶりの復帰となる今井だが、冒頭から得意のフラメンコを披露し、2部では故郷を思う歌も熱唱。終盤では、フラメンコをモチーフにした殺陣にも挑戦するなど、ブランクを感じさせなかったという。

「滝沢氏は亡くなったジャニー喜多川さんのバリバリの後継者として期待されていたこともあり、自分が“プレーヤー”に徹していればいいわけではなかった。それに対し、今井はプレーヤー志向で、スペインにフラメンコ留学するなど、方向性が違った」(音楽業界関係者)

とはいえ、タキツバは決して“ケンカ別れ”したわけではないだけに、再結成が期待されているというのだ。

「もともと、滝沢氏はソロデビューを打診されていたというが、『翼と一緒にやらせてください』と直談判。今井のことを心配しているようで、今井が復調したとなれば、タキツバのファンのために一夜限りのパフォーマンス実現がありそうだ」(芸能記者)

現在の今井のコンディションなら、いつでもいけそうだ。

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