『大竹まこと ゴールデンラジオ!』みのもんたが語った亡き妻への想い

元文化放送のアナウンサーでタレントのみのもんた(75)が、本日『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(月―金曜午後1時00分~3時30分)に生出演し、約12年半MCを務めた『秘密のケンミンSHOW』勇退の理由や、ご自身についての変化・近況などを赤裸々に語った。

冒頭、大竹まことから今回の勇退について聞かれると、きっかけは自動車免許更新の講習で落第となったこと、番組のテンポについていけなかったことを明かし、「製作の読売テレビとどこかで意見が一致したね。クリスマス過ぎたあたりで、来年3月ぐらいまでと決まって。いい形で話がとんとんと進んで、僕自体もすっきりしましたね」と前向きに語った。

一方で、「今年で喜寿のお祝いです。77のお祝いと言われると余計気持ちが萎えてくる。身体は去年からもう萎えてるし…」と歳を重ねることへの本音をこぼし、大竹から2012年に先立たれた奥様について「やっぱり堪えましたか?」と尋ねられると、「一番堪えたね。だから僕は納骨はしてないんだけど。もうちょうど7年なんだけど。ただ女房が靴を一足残していったの。全部整理して片方だけないのよ、黒のハイヒール。どこ探しても見つからなくて。『“あなたが来る時にそれを持ってらっしゃい”って言ってるのよ』って娘に言われたら、ガクーッて。それを女房が一番長くいた台所に置いて。一人寂しく飲んでますよ」と亡き妻への想いを告白した。

そして、みのの代表的番組『プロ野球珍プレー・好プレー大賞』については、「(自身が)最初に当てた番組なの。最近中居君が司会して特番やってるんだけど、みのさん出てくれって言われて、俺はあのスピードでもう出来ないからやんなくていいですって。何したらいいのって言ったら、椅子を用意しますからそこに座っててください、と。黙って座ってるだけ。何もしないで申し訳ないなって」と明かし、続けて「喋りっていうのは魅力ありますよね。だけどめったやったらと機関銃みたいに喋ってた時期が懐かしい。喋れなくなったもんね。それより相手の話が聴きたくなってきた」と気持ちの変化を口にした。

さらに、同世代のアナウンサー出身の名司会者達が話題となると、徳光氏については「元気だよね~、(番組中に)寝てるよね(笑)」、同じ年に自身が落ちたTBSに受かった久米宏さんについては、「背は高いしいい男だし…ったくもう。俺より30センチぐらい高いんだよ!」と“みの節”でスタジオを沸かせた。

放送ではほかにも、近頃のワイドショーについてや「桜を見る会」「森友・加計問題」への考え、みのがMCを務めた伝説番組『クイズ$ミリオネア』などへの思い出などを語った。

これらの模様は、こちらで聴けます。

http://radiko.jp/share/?sid=QRR&t=20200217142520

※OA日~7日間聴取可能

【『大竹まこと ゴールデンラジオ!』概要】

◆放送時間:毎週月曜~金曜午後1時00分~3時30分 生放送

◆パーソナリティ:大竹まこと

◆月曜パートナー:倉田真由美

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