南野も頼むぜ!「苦難のスタートから大復活」したプレミアの7名

今季途中にレッドブル・ザルツブルクからリヴァプールに加入した南野拓実。しかしここまではなかなかフィットできず、出場機会を獲得できていない。

だが、今ではスターとなっている選手でも、プレミアリーグにやってきたばかりの頃は苦戦していた者も…。今回はそんな7選手を紹介したい。

アンディ・ロバートソン

2017年にハル・シティからリヴァプールへとやってきたロバートソン。決して派手な選手ではなく、プレミアリーグで名が知れた存在でもなかった。

ただ、初年度の前半戦ではなかなか出場機会を得られず。アルベルト・モレノのサブとしてベンチを温めていたが、ライバルの怪我によってチャンスを掴んだ。半年間の適応機関が得られたこともあり、出場からすぐに好プレーを見せ、レギュラーを奪取している。

ファビーニョ

ロバートソンと同じく、リヴァプール加入直後はかなり厳しい状況にあったファビーニョ。2018年夏にモナコからやってきた彼は、デビューまで数ヶ月を要した上、「フィットしていない」と批判された。

しかし後半戦に入ると彼は重要なボランチとしての立場を確固たるものにし、センターバックもこなすなどクロップ監督の信頼を獲得。それからの活躍は誰もが知っている。

ジョーダン・ヘンダーソン

リヴァプールからもうひとり、ジョーダン・ヘンダーソンも当初はそれほど高い評価を得られなかった選手だ。2011年にサンダーランドからやってきた彼は、出場機会こそ常に与えられていたが、平凡な選手といわれていた。

しかしそれから徐々に実力を高め、リーダーシップも発揮できるように。今やピッチ上の監督として最も信頼される選手である。

ベルナルド・シウヴァ

モナコでの活躍から若くして評価を高め、2017年にマンチェスター・シティと契約。それから3シーズン目となるが、高いテクニックや精度の高いパス、切れのあるドリブルで大活躍している。

彼が大ブレイクを果たしたのは2年目。デ・ブライネが怪我を繰り返すシーズンとなり、ベルナルド・シウヴァがその穴を埋める存在に。その期待に応えるプレーで、世界最高レベルのアタッカーとして名を馳せることとなった。

ギャレス・ベイル

サウサンプトンで若くしてデビューを果たしたあと、18歳でトッテナム・ホットスパーに引き抜かれることになった天才ギャレス・ベイル。最初の2年間は非常に厳しい状況が続いた。2009年9月まで彼が出場した24試合、その全てでトッテナムは勝利できなかったのだ。

更に膝の怪我で手術を受けたためサイドバックのポジションを失うことになったが…復帰後彼の運命は大きく変わった。攻撃力を活かすためのウイングへのコンバートも大成功となり、圧倒的なスピードと決定力で大ブレイクした。

ロビン・ファン・ペルシー

フェイエノールトでは小野伸二とともにプレー。ウイング時代の彼はボールをワガママに持つタイプで、アーセナルが獲得した際にも疑問の声が上がっていた。

ヴェンゲル監督は彼を当初からストライカーとして考えていたと言われるが、なかなか出場機会を獲得できず。調子が上がりそうなときに負傷で離脱する展開を繰り返していたが、2010-11シーズンにようやく大ブレイク。18ゴールを決めて飛躍を遂げた。

クリスティアーノ・ロナウド

今や世界最高の点取り屋として名を馳せるクリスティアーノ・ロナウド。スポルティング・リスボンからマンチェスター・ユナイテッドに移籍してきたとき、彼はとにかくボールを持つドリブラーだった。

無駄とも思えるトリックの数々、そして守備への貢献の少なさからかなり批判も多かった。しかしゴールを量産するようになってからは「結果」でその声を払拭。勝利に直結するプレーをすることによって批判をはねのけた。

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