バンクシーの新作、バレンタイン・デーに出現するも、またもや上書きされる

14日のバレンタイン・デーに、覆面アーティストのバンクシーが出身地であるigイギリス西部のブリストルに新作を描いたが、2日と経たずして、無常にもセンスのない落書きが上書きされた。BBC他各紙が伝えた。

ブリストル西部バートン・ヒルの一角に残されたこの作品は、スリングショット(Y字型のぱちんこ)を打った瞬間の少女と、その玉がさく裂する様子をスプレーで赤く塗ったツタと造花を使って表現した3Dアートとなっている。

バンクシーが自身のインスタグラムにこれを投稿したのはバレンタイン・デーの深夜。描かれた建物の所有者の娘であるケリー・ウッドラフさんは、「バレンタイン・デーに花を使った作品なんてすごい、信じられない!」と興奮を隠せないようだった。

しかしながら、作品が出現したわずか48時間の間に、何者かによって作品の上からショッキング・ピンク色で文字が上書きされてしまう事態に。近隣の住民もショックを隠せないようだった。

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