天然ガス転換し経費圧縮 第一薬品工業

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空調などに用いる蒸気ボイラー=富山市草島

 第一薬品工業(富山市草島、寺田敦社長)は、工場の空調などに用いる蒸気ボイラーの燃料を灯油から天然ガスに転換した。二酸化炭素(C02)排出量は2018年比で約25%の削減となり、経費は年間約300万円の圧縮を見込む。投資額は約4千万円。

 医薬品原薬やパッケージなどの資材、電気料金、灯油などの価格が上昇傾向にある中、経費削減を推進する。昨年末に灯油ボイラー3台を天然ガスの3台に切り替えた。工場内の冷暖房に加え、ドリンク剤容器を洗浄、消毒するための湯沸かしの熱源に使う。

 国際石油開発帝石の天然ガスパイプライン、富山ラインに接続された日本海ガス(同市城北町)の導管を通じてガスの供給を受ける。

 第一薬品工業は、18年の大雪でタンクローリーによる灯油の供給が滞ったことから、パイプラインのメリットを生かして製品の安定供給につなげる。照明の発光ダイオード(LED)への切り替えも進めている。