好発進さあ続け 県勢入賞ラッシュ

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距離で上位入賞した選手たちと好発進を喜び合う関係者=たいらクロスカントリーコース

 17日に南砺、富山の両市で競技が始まったスキー国体「とやま・なんと国体」で、県選手団は距離を中心に入賞ラッシュに沸いた。幸先の良いスタートに、選手たちは「地元の大声援のおかげ」と感謝。役員は初日の勢いが県選手団全体に波及することを願った。 (中島慎吾)

 距離会場となった南砺市小来栖(平)のたいらクロスカントリーコースは、県選手にとってまさにホームコース。滑り慣れているというだけでなく、コース沿いの至る所から、役員や地元住民らが選手それぞれの名前を呼び、「頑張れ」と大きな声援を送ってくれる。

 成年男子Aで準優勝を果たした宇田彬人(長田組)は「宇田、宇田と何度も名前を呼ばれ、すごく力になった」と感謝した。

 「雪不足の中、毎日雪入れをしてくれた関係者の努力が選手のやる気につながった」と言うのは、県選手団の小川耕平距離監督だ。「選手たちには関係者の苦労を頭に入れて本番に臨むよう言い聞かせてきた。各選手が恩返しとして、良い結果を残してくれた」とたたえた。

 18日はアルペン大回転成年男子Cで、最終日の19日には距離リレーで県勢に優勝に期待がかかる。県選手団の老月守総監督は「上々の滑り出しとなった。この勢いがチーム富山全体に広がり、各競技で好成績を出してほしい」と期待した。