【MLB】ア軍またも“失態” 若手右腕が2度目の禁止薬物使用で162試合の出場停止処分

アストロズのフランシス・マルテス【写真:Getty Images】

昨年はクロミフェン使用で80試合の出場停止、今回で2度目の禁止薬物使用

 アストロズのフランシス・マルテス投手が2度目の禁止薬物を使用したとして162試合の出場停止処分を受けた。マルテスは2020年シーズンを全休することになった。MLB公式サイトが伝えている。

 MLB公式サイトは「アストロズ右腕が禁止薬物使用で162試合の出場停止処分」との見出しでマルテスの処分を伝えた。記事では筋肉増強剤のボルデノンの陽性反応が出たという。

 これを受けアストロズは声明を発表し「選手が薬物規定に違反することは残念です。フランシスがこの経験から学ぶことを望んでいます」とコメントしている。

 マルテスは2017年にメジャーデビューし同年に32試合に登板し5勝2敗、防御率5.80の成績を残し、18年8月にトミー・ジョン手術を受けていた。昨年に禁止薬物クロミフェンを使用したとして80試合の出場停止処分を受けており今回が2度目の禁止薬物使用となる。

 サイン盗みで処分を受け謝罪会見を開くも、処分の甘さ、度重なる“言い訳”に対してのバッシングは一向に止む気配がなかったアストロズ。追い打ちをかけるように今度は若手右腕が“2年連続”の禁止薬物使用で出場停止処分を受ける失態となった。(Full-Count編集部)

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