地区2連覇中のブレーブス 監督&GMとの契約延長を発表

日本時間2月18日、ナショナルリーグ東部地区を2年連続で制しているブレーブスは、ブライアン・スニッカー監督とそれを支えるコーチ陣との契約を2021年シーズンまで延長したことを発表した。また、アレックス・アンソポロスGMが野球部門の副社長から社長に昇進し、契約が2024年まで延長されたことも併せて発表された。再建期を脱して「勝利の伝統」を取り戻しつつあるブレーブスは、チームに地区2連覇をもたらした現行体制を維持して1995年以来のワールドシリーズ制覇を目指すことになった。

テリー・マクガーク会長は「アレックスが今後数年間、アトランタ・ブレーブスの野球部門をリードしてくれることをとても嬉しく思う」と語り、アンソポロスとの契約延長を喜んだ。「我々の組織に加わって以降、アレックスはブレーブスファンが待ち望んでいる勝利の伝統を継続してくれている」とその手腕を称え、今後への期待を寄せた。

2017年から指揮を執っているスニッカーにアンソポロスが加わり、現行の「スニッカー&アンソポロス体制」となったのは2018年。2015年から2017年までの3年間でメジャーワースト3位となる勝率.427に終わったブレーブスは、この体制の下で勝負モードに転じ、昨季まで2年連続でナショナル・リーグ東部地区を制している。「2年連続で地区優勝していることは、ブライアンと彼のスタッフのリーダーシップやインパクトを象徴している。彼らが2021年シーズンまでブレーブスを率いてくれると知って嬉しいよ」とアンソポロスはスニッカーとの契約延長を歓迎した。

2018年にナショナル・リーグの最優秀監督に選出され、昨季も同賞の投票で2位にランクインしたスニッカーは、契約が今季限りで満了する予定だったが、その契約が2021年まで延長されることになった。現在64歳のスニッカーは、今季がブレーブスの球団組織で過ごす44年目のシーズンとなる。今季のブレーブスは地区2連覇中の「スニッカー&アンソポロス体制」で地区3連覇、そしてワールドシリーズ制覇を目指す。

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