画像は『超二流: 天才に勝つ一芸の究め方』より
2月11日に亡くなった野村克也氏の葬儀が14日、近親者のみで営まれました。そんな中、息子の団野村氏が克也氏の亡骸をSNSに投稿し、物議を醸しています。
団野村氏といえば野村克也氏を継父に持つ元プロ野球選手で、その後はアメリカのスポーツ界で交渉代理人を務めています。
克也氏の訃報が報じられた直後には、自身のTwitterで『ありがとうございました、心より感謝してます。監督安らかに、サッチーが待ってます』とツイートし、克也氏との思い出の写真などを投稿していました。
そんな中で物議を醸しているのは、団氏が16日に投稿した克也氏の亡骸の写真でした。葬儀の際に撮影したものと思われ、ヤクルトのユニフォームに身を包んだ克也氏が安らかな表情で横たわっているのが見受けられます。
こうした亡骸の写真をSNSに投稿する行為に対し、世間では様々な意見が飛び交っているようです。
ネット上では、
「団野村非常識過ぎて笑えない。葬式で携帯構えるのがすごいわ」
「遺体をネット上に上げるのは流石に非常識過ぎる。今すぐ消して下さい」
「これはいかがなものかと思う。そりゃこの御時世、賛否両論あるだろう。でもさ、これはやりすぎたよ。いくら何でも」
「死んだ親父の顔を葬儀場でパシャリと撮って、それを軽々とSNSに投稿して楽しいか?」
「SNSに投稿する写真ではないなと思いました。価値観は人によって違いますが、僕は反対です」
といった否定的な声がある一方、
「ノムさんの最後の姿見れて良かった」
「載せたらいけないって法律があるなら問題なんだろうけど別にそうでないなら良いんじゃないの。もう見たくても見れないんだから最後くらい良いだろと思う」
「第三者がアップしたらどうかと思うけど、実の父でないとはいえ、親族なんだよ。それに対して“非常識”とか言うってノムさんも望んでないと思うよ」
「ノムさんの最後の姿を野球ファンと共に見届けたいという思いでツイートされたのだと、私は受け止めています」
「最後の姿を見せてくれてありがとうございます」
といった肯定的な声もあり、賛否両論となっているようでした。
しかし行為の良し悪しはともかく、克也氏の安らかな表情がみれたことに安堵した人が多かったようです。野村克也氏のご冥福をお祈りいたします。(文◎絹田たぬき)