イカナゴ漁、今年も厳しく

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 兵庫県が17日に発表した予報によりますと、今年、瀬戸内海で獲れるイカナゴシンコの量は平年を下回り、状況が特に悪かった昨年と同じか、海域によっては昨年を下回る見込みです。兵庫県の行った調査では、海域にいる親魚の数が少ない上に体長も小さく、卵の数・稚魚の数も少ないことがわかりました。

 これにより、主な漁場である播磨灘、大阪湾および紀伊水道のすべてで漁獲量は平年を下回り、特に播磨灘では昨年を下回るという、厳しい予想となっています。ただ、今年の明石海峡の水温はかなり高いとされていて、稚魚の成長のスピードは速いとみられています。

 イカナゴシンコ漁は兵庫県、瀬戸内海における重要な漁のひとつですが、4年続けての不漁が予想されることから、漁業者は解禁サイズを大きく設定したり、漁期を短くしたりし、少しでも翌年に資源を残すように取り組むということです。(ラジオ関西ニュース)