あす19日にかけて日本海側は暴風雪などに警戒

強い寒気を伴った上空の気圧の谷が日本付近を通過しています。
この気圧の谷は朝鮮半島付近から西回りで入り込んできたために、西日本ではきのう17日からきょう18日にかけて広い範囲で雪が降り、福岡や長崎、鹿児島などで今シーズンの初雪を観測しました。

西日本の雪のピークは越えつつありますが、東日本の日本海側や北日本ではあす19日にかけて雪や雨が続く見込みです。また、山陰や近畿北部でもきょうは雪や雨が降り、所により雷を伴うでしょう。これらの地域では、積雪や路面の凍結の他、暴風や暴風雪、高波に警戒・注意が必要です。
その他の地域はあすにかけて晴れる所が多くなりますが、沖縄は雲の多い天気となりそうです。

気象予報士・原田 雅成

画像について:18日の天気予報。

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