松村北斗が「10の秘密」で味わった感覚。「すごく気持ちよかった!」

向井理演じる主人公の白河圭太と関わるさまざまな登場人物たちの計り知れない秘密が絡み合い、次々に事件が巻き起こる、フジテレビ系で放送中の本格サスペンスドラマ「10の秘密」(火曜午後9:00=関西テレビ制作)。本日2月18日放送の第6話では、圭太の元妻・仙台由貴子(仲間由紀恵)が娘の白河瞳(山田杏奈)を利用して、ますます卑劣な手段で圭太への反撃を試みる。

本作で、ジャズバーでピアノ演奏のアルバイトをする音大生・伊達翼(松村北斗)は、事あるごとに瞳に近づき、いろいろと聞き出そうとする謎の存在だった。第5話では、翼が10年前の火事で亡くなった女性の息子・岩瀬真一郎だったことが明らかになり、死亡した原因が火事ではなく、何者かに殺害されたと思っている翼は、その犯人が圭太だと考え、圭太にナイフを持って襲い掛かる。

圭太に怒りをぶつけるシーンを振り返り、松村は「リハーサルの時にはいろいろと考えてしまって、セリフに詰まったりしてしまったのですが、本番の撮影では自然とセリフが出てきて、動けました」と回想。感情をあらわにするシーンでは、すべてを出し切ったそうで「すごく気持ちよかった! 役者の方々は、こんなに楽しいことに挑んでいるんだって思い、その楽しさが垣間見えた気がした」と新たな発見があったようだ。

そして、「第5話の結末を受けて、翼の存在を理解していただけると面白いかと思います。翼自身の過去が明らかになっていく部分や、圭太との関係がどう変化していくかをうまく表現できたと思います」とアピールしている。

第6話では、手駒の一つだったはずの元夫に3億円を奪われ、計画を狂わされた由貴子が怒りに震え、金を取り戻そうと躍起に。一方、圭太が大金を手にしたことを知った石川菜七子(仲里依紗)は、「瞳のためだ」と自らを正当化する圭太を責めるが、由貴子に返すことにも賛同できず、複雑な思いを抱えていた。そんななか、元夫婦の攻防戦を知った宇都宮竜二(渡部篤郎)が突然圭太を訪ねて来る。竜二は由貴子の情報と引き換えに手を組もうと、圭太に取引を持ちかける。

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