変わる喫煙ルール　4月から屋内は原則禁煙に…「受動喫煙防止条例」全面施行

暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX（地上波9ch）の情報番組「東京インフォメーション」（毎週月―金曜、朝7:15～）。
今回は4月1日から全面施行される「東京都受動喫煙防止条例」がや、今年度から区市町村と連携し取り組んでいるアニメ・マンガ・ご当地キャラクターなどを活用した“デザインマンホールぶた"設置について紹介しました。

◆「受動喫煙防止条例」全面施行へ

4月1日から「東京都受動喫煙防止条例」が全面施行されます。

(福祉保健局向晃弘さん)
「受動喫煙による年間死亡者数は、日本全国で約1万5千人と推定されています。受動喫煙は、肺がんや虚血性心疾患など、さまざまな疾患のリスクを高めることが明らかとなっています。

自らの意思で受動喫煙を避けることができる環境の整備を促進することにより、受動喫煙による健康への悪影響を未然に防止することを目的に、4月1日から国の『改正健康増進法』と『東京都受動喫煙防止条例』が全面施行され、受動喫煙を防ぐための新しい制度が始まります。

すでに病院や行政機関などは屋内完全禁煙、学校や保育所などは屋外でも禁煙となっていますが、法と条例の全面施行を受けて、2人以上の方が出入りする全ての施設が原則屋内禁煙となります。

法の基準を満たした喫煙室以外では、屋内での喫煙はできません。
また、喫煙できる場所に20歳未満の方を立ち入らせることはできません。

さらに、施設内に喫煙場所がある場合は、喫煙室と、その施設の主な出入口の見やすい場所に、施設内の喫煙状況を示す標識の掲示が義務付けられます。

喫煙室には『喫煙専用室』『加熱式たばこ専用喫煙室』『喫煙可能室』『喫煙目的室』の4つがありますが、設置できる喫煙室は施設の類型により異なります。

なお、飲食店については、禁煙の場合にも店頭に標識を掲示する義務があります。
吸う人も吸わない人も、新しいルールを守って受動喫煙を防止しましょう!」

都は今年度から区市町村と連携し、アニメ・マンガ・ご当地キャラクターなどを活用した“デザインマンホールぶた"の設置に取り組んでいて、年度末までに17区市・113カ所の設置が完了する予定です。

また、下水道広報プラットホームと連携して制作した「マンホールカード特別版」を、3月9日(月)から、12区市で配布します。

東京都は、住宅の確保に配慮が必要な人の入居を拒まない民間賃貸住宅「セーフティネット住宅」に、独自の愛称を付けました。

愛称は「東京ささエール住宅」で、住宅の確保に配慮が必要な人々を社会全体で支えて応援する、という意味が込められています。

都は、この愛称を活用して、さらに登録促進に向けた取組を進めていくとしています。

小山田緑地で「里山カレッジ講座・里山ウォーキング」が開催されます。

今回の「里山ウォーキング」は、町田市北西部の丘陵にある小山田から小野路地区の歴史深いコースを歩きます。

この地域は、縄文時代以前から人々が住み着き、小山田氏が統治した中世以降は幕府の要所として栄えました。

公園スタッフや地元ガイドと一緒に歩き、自然と歴史について学びます。

小山田緑地から奈良ばい谷戸、小町井戸、小野神社、小野路宿里山交流館を回り、バス停「小野神社前」で解散する4.5キロのコースです。

3月14日(土)の午前9時半、小山田緑地サービスセンター前に集合し、出発します。

メールかはがきで、3月2日(月)必着でお申込みください。定員は20人で、参加費は保険料の50円です。

番組名：東京インフォメーション
放送日時：毎週月―金曜 7:15～7:20
キャスター：久保井朝美、平川彩佳
番組Webサイト：https://s.mxtv.jp/tokyoinfo/

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