お笑いコンビ、アイデンティティに聞く「夢の叶え方」

TECHNOS COLLEGE Young Blood

毎週土曜日、お茶の間で大人気のユージがInterFM897から送る全力投球プログラム『TECHNOS COLLEGE Young Blood』。2月15日の放送は、先日行った番組公開収録にお笑いコンビのアイデンティティを招いたときの模様をお送りしました。

理想の道順じゃなくてもいい、遠回りしてゴールを目指す!

ユージ:今日(2月9日)のテクノス展(総合学院テクノスカレッジ 卒展イベント)のサブタイトルが「未来へつなぐ学生たちの成長ストーリー」というものなので、お二人の学生生活について伺っていきたいんですが、お二人はどこで知り合ったんですか?

見浦彰彦(以下、見浦):東京の専門学校で知り合いました。

田島直弥(以下、田島):お笑いとか学べる専門学校で知り合ったので、出身はバラバラです。

ユージ:じゃあ学生時代は接点がなかったんですね。

見浦:小中高はないですね。

田島:専門学校でお笑い芸人を目指してやってたんですけど、お互いに別のコンビを組んでて。お互いに解散をくり返していくんですけど、僕らは1年生が終わる時点でもコンビが固まっていない2人だったんですよ。

見浦:大体周りは固まってたんですけど。

田島:どうすんだお前らって言われてた時期に余ってたのが、この2人だったんです。

ユージ:なるほど。そもそもお笑い芸人っていうのはいつ頃から目指してました?

見浦:僕は中学生ごろから。お笑いがすごく好きで、バラエティで活躍するような芸人さんになりたいと思ってました。高校の進路面談でも就職とか考えてなかったので、とにかく東京に出て芸人をやりたいっていう。

田島:僕は逆にそこまで強くなかったです。まだやりたいことが定まってなくて、でも芸能界に憧れてて。周りはそんなこと考えてんじゃねえみたいになってくるじゃないですか。進路を決めるってなると、現実を考えなきゃいけなくなるじゃないですか。そこで諦めたら(芸人に)なれないだろうなって思ってたので、曲げたくなかったっていうのはあります。

ユージ:芸能界っていう道の中で芸人がいいっていう憧れがあったわけではないんですか?

田島:いや、芸人がいいなって思ってました。人を笑わせるのは好きでした。

見浦:僕は広島から出てきて、本当は地元の友達と一緒にやっていきたかったんですけど、お前まじで言ってんの?って感じで。それで1人で出てきました。

ユージ:今日は夢を持つ若者たちが集まってくれていて、この中には将来の夢がはっきりしている人もいればまだ悩んでる人もいるだろうし、そういった方々にアドバイスできることありますか?

田島:自分が思うのは、夢とか目標って若い時からそこに向かって目指すと思うんですけど、でも挫折とか色んなことがあって方向転換しなくちゃいけない時があると思うんです。僕らは、最初は正統派な漫才でちゃんとしたネタでやってたんです。でも自分のできること、できないことがわかってきて、いろんな方法を模索したんです。なので目標が一緒だったら、手段は途中で変えてもいいかなと思うんです。

ユージ:目標が決まって、そこを目指していく最中に挫折とか気持ちが折れてしまう瞬間ってたくさんあるじゃないですか。だったらゴールは変えずにそこへの行き方を変えてみたらってことですね。

田島:そうです。最初は理想の道順があると思うんですけど、そこに拘らずに途中で変えるのは悪いことじゃないって思うんです。

ユージ:もっと極端に言えば、ゴールが変わってしまってもそれはそれでいいですよね。

見浦:もちろんそうだと思います。あとは人との出会いを大切にするのは重要だと思います。僕はかなり人に恵まれている方だと思います。まさか相方がこんな形になると思ってなかったですし、僕は結婚しているんですけど、それも通っていた専門学校の人の紹介で彼女と付き合うことになったので。

ユージ:なんか引き寄せてますね。

田島:そういうのありますよね。縁っていうものは。

見浦:出会う人の中には悪い人・良い人がいると思いますけど、そこは見極めも大事だと思います。信頼できる出会いを大切にしたいと思ってます。

ユージ:なるほど。人との出会いを大切にしてゴールを目指して行って、つまずきそうになったら、そしたら遠回りでもいいから回り道してゴールを目指していけばいいってことですね。素敵な言葉をいただきました。

学生さんに聞いた「5年後の自分」は……?

後半は、公開収録に参加された学生さんに、5年後の自分について話を聞きました。

学生①:声優演劇科のヒラノです。5年後の未来は声優、役者、表現者としていろいろな舞台に立たせていただいて、表現の幅を広げていけたらいいなと思います。

学生②:鉄道交通科のカナザワです。来年度から警備業につくので、警備って機械化されてるんですけど、人間にしかできない警備で安全を守れればなと思います。

学生③:航空学科のミツオカです。5年後は海上保安庁のパイロットとして日本の海の上を飛んでいると思います。

学生④:グラフィックデザイン科のタカハシです。5年後は、街中に必ず目につくようなデザインを作っていきたいと思います。

学生⑤:英語キャリア科のムラカミです。5年後は、海外に住めていればいいなと思ってます。住んだ先で仕事ができればなと。場所は正直アメリカがいいんですけど、永住権が取れないのでオーストラリアとかニュージーランドに。今、興味があるのはジョージアって国です。

学生⑥:大学併修学科のキクチです。5年後は経営者になることです。家が和洋菓子を経営しているので代表になって、お客様に愛されるお店作りに励んでいると思います。

学生⑦:ブライダル科のミヤイです。5年後は結婚して、素敵なお嫁さんになっていたいです。

学生⑧:スポーツビジネス科のアキヤマです。僕はプロサッカー選手を目指していて、2年後はドイツに行って、そこでプロになって家庭を安定させて、彼女にプロポーズしたいなと。

ユージ:すごい。2年後にドイツっていうのは目標なの?決まってるの?

学生⑧:代理人と話をしてて。

見浦:マジで5年間絶対、別れないでね!

ユージ:頑張ってね!みなさんの夢や目標が、5年後に「叶えてた」って言えるように頑張っていただきたいと思います。でも、さっきお二人が言ってくれたように、ゴールが変わってしまうことがあっても、それはそれなんです。

田島:そうです。その時に立っている自分に納得がいっていればいいんです。

ユージ:5年前の自分はこう思ってたけど今の自分の方が絶対に良いと。

田島:そうそう。そう思えてた方がいいじゃないですか。こんな格好してるからずっとギャグにしか聞こえなくてすいません。

ユージ:本当にいいこと言ってるんですけどね(笑) ありがとうございました!

TECHNOS COLLEGE Young Blood

放送局:InterFM897

放送日時:毎週土曜 20時00分~21時00分

出演者:ユージ

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メール:yb897@interfm.jp

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