いよいよ18日よりCLが再開され、決勝トーナメントが始まる。
毎年ドラマが起こる舞台で、最後に勝つのはどのチームなのか。今回は決勝トーナメントに進出したチームの中から注目したい選手を選んでみた。
ネイマール(PSG)
PSGは昨季のCL決勝トーナメントでネイマールを欠いたまま敗退してしまった。その際に彼が審判を侮辱して出場停止処分を受けるなど、誰よりも悔しがる様子を見せていたことは記憶に新しい。
2017年の夏に加入してからPSGはベスト16より先に進めたことがない。しかし莫大な投資が行われている以上、ヨーロッパ制覇は果たされなければならない任務である。
稼働率は低いものの出場すればチームを勝たせるだけの力はあるため、今季は万全の状態で臨めるかが注目される。
ヨシプ・イリチッチ(アタランタ)
クラブ史上初めてCLを戦うアタランタの中心選手、イリチッチ。長身の左利きで、フリーキックの名手でもある。
サパタやアレハンドロ・ゴメスなどセリエA屈指のアタッカーを揃えているチームだが、今季はその中でも一際目立っている存在と言えるだろう。リーグの得点ランキングでは現在5位につけるなど、例年以上のペースでゴールを重ねている。
自身にとってもCLは初めての舞台だが、その活躍はクラブの新たな歴史となるはずだ。
エデン・アザール(レアル・マドリー)
プレミアリーグのトッププレーヤーとして満を持してマドリーへやってきたアザールだが、迎えた今季は負傷もあって、まだそこまでインパクトを残せてはいない。
現在は怪我から復帰しており、一年越しに再び欧州のタイトルを狙うチームにとっては良いタイミングで重要な選手が加わることとなった。
決勝トーナメント初戦の相手はマンチェスター・シティと早くも大一番を迎えており、ここから本領発揮といきたいところだ。
エメリク・ラポルト(マンチェスター・シティ)
対戦相手のレアルと同じく、マンチェスターシティにもキーとなるプレイヤーが復帰している。
ディフェンダーながら精度の高い左足を持ち、チームの軸となったラポルトは、今季序盤に負傷離脱、チームがプレミアでリヴァプールに大きく引き離される一因となった。
リーグでの優勝がほぼ不可能になっただけに、チームとしては何としてでも念願のCLタイトルを獲得したいはずだ。復活したラポルテのパフォーマンスに大きな期待がかかる。
アントワーヌ・グリーズマン(バルセロナ)
今夏よりバルセロナでプレーしているグリーズマン。憶測は多いが、アタッカーながら献身的に守備もこなし、足りない要素を埋めるなど上手くフィットできていると言えるだろう。
現在フォワードに負傷者が続出している中で、グリーズマンにはフィニッシャーとして試合を決定づける役割が求められる。
ここ数年バルサはCLのタイトルから遠ざかっており、メッシがトップフォームのうちに再びビッグイヤーを掲げるにはグリーズマンの働きが不可欠になる。