2人の若きアスリート、馬場馬術・神村ひより選手＆スケートボードパーク・四十住さくら選手が登場!!

共に世界へ

馬場馬術とスケートボード。活躍するフィールドは違うが、今後、日本の代表として、ともに世界に羽ばたいていくであろう同世代の若き2人にアスリートとしての思いを聞いた。

「櫻井・有吉THE夜会」で初共演。収録後、「緊張しました…！」と興奮冷めやらぬ彼女たちのスペシャル対談をおくる。

四十住「スケートボードの技を披露して、櫻井（翔）さんや有吉（弘行）さんの横スレスレを通る時、コケてぶつからないかドキドキしていました（笑）」

神村「私は馬に乗って登場すると聞いて驚きましたが、有吉さんたちが興味を持って馬をなでてくださってうれしかったです」

四十住「すごくびっくりしました！触りたかったけど、ちょっと怖かったなぁ…（笑）」

神村「そうだったの!? 本当におとなしい馬だから触ってくれたらよかったのに！」

異なる競技だが、19歳の神村と17歳の四十住は同世代だけあってすぐに打ち解け、姉妹のような雰囲気も。そんな2人がそれぞれの競技を続けるモチベーションとは？

四十住「スケートボードが大好き！それだけです」

神村「嫌いになったことは？」

四十住「1回もないです！」

神村「すごいね。私は馬が本当にかわいくて。乗っている時は主従関係を築くことが大事だし、すこし厳しくもしちゃうんですけど、降りるとペットみたいに懐いてくれるんです。“人馬一体”って言葉があるように、一緒にトップに行きたいな、って」

四十住「私にとって、それはボード。彼氏みたいな存在（笑）」

互いに好成績を重ね、トップをひた走る2人だが、プレッシャーは感じているのだろうか。

神村「私はプレッシャーをあまりマイナスに捉えないですね。みんなが注目してくれるということは、ある意味、評価されているってことなのかなと思っています」

四十住「私も同じです」

神村「でしょ？それならもっと頑張らなきゃ、って」

四十住「追われる立場のほうが頑張れるけど、大会とかではあまり人の滑りは見ないかな…」

神村「あっ、私も一緒」

四十住「もしその人がノーミスで滑ったら緊張しちゃうし、自分が練習してきたことを出すことしか考えてない。だから緊張しないんだと思います」

神村「分かる。自分の演技のことだけ考えてる。自己中ってよく言われます（笑）。でも、だから突き詰められるんだね、って」

四十住「結局ライバルは自分やと思うから」

──最後に、番組の見どころを。

四十住「えっと、なんやろ…」

神村「じゃあ、私から話すね。登場は2人ともインパクトがあるので見ていただきたいですし、少しでも馬場馬術という競技を身近に感じてもらえたらうれしいです」

四十住「すごい！大人！」

神村「2歳だけだよ（笑）！」

四十住「あはは。スケートボードについても、競技として見ていただけるきっかけになればいいなと思います」

【TVガイドからQuestion】

Q 思い出に残っているスポーツ名場面は？

神村「スピードスケートの小平奈緒選手が平昌五輪で優勝した時です。2位だった韓国の李相花選手を慰めているシーンを見て、“スポーツの中の友情”に号泣しました」

四十住「私はあまりTVを見なくて、ほかの競技を見ることもないんですが、InstagramやYouTubeで好きな選手を見ています。特にスノーボードのショーン・ホワイト選手の技はよく見ていますね」

【プロフィール】

神村ひより（じんむらひより）
2000年7月17日東京都生まれ。小学校1年生から乗馬を始め、全日本ジュニア馬場馬術にて5年連続制覇を成し遂げている。「自分のカラーを青に統一していて、燕尾服と鞍の変えられる部分を青にしています。1位になった時にもらうリボンが青なので、よりモチベーションが上がりますね」

四十住さくら（よそずみさくら）
2002年3月15日和歌山県生まれ。スケートボード歴は6年。’18年には日本選手権、アジア大会、世界選手権の3大会を制した。「勝負服は赤いTシャツ。名前がさくらなので、自分のボードの一部をピンクにしています。“さくら”という名前は海外でも覚えてもらいやすいのが強みです」