覚えてる?リヴァプールにいたのに「忘れられている」8名

現在イングランド・プレミアリーグで首位独走しているリヴァプール。長らくリーグタイトルを取れなかったチームは、これまで多くの補強を行ってきたものの、数年前までは「失敗」も多いことで知られた。

今回は『Squawka』から、「リヴァプールに所属していたことを忘れられている選手たち」を抜粋してお送りする。

ヴィクター・モーゼス

リヴァプールでの出場数:22試合

リヴァプールでのゴール数:2

現在の所属:インテル

アントニオ・コンテ体制のチェルシーでリーグタイトルに貢献したナイジェリア代表MFのモーゼス。2013-14シーズンにローンでリヴァプールに加入し、22試合に出場した。

それは、チェルシーとの試合でジェラードがスリップして失点しギリギリで優勝を逃したシーズンだ。そこにモーゼスがいたことを覚えている人はどれくらいいるだろうか。

ヌリ・シャヒン

リヴァプールでの出場数:12試合

リヴァプールでのゴール数:3

現在の所属:ブレーメン

ボルシア・ドルトムントで非常に大きな成功を収めたヌリ・シャヒン。その後レアル・マドリーに引き抜かれていた。

2012年8月に彼をローンで獲得したとき、リヴァプールのサポーターは興奮を覚えた。しかしすでに彼はスペインで自信とコンディションを失っており、そこから回復することはなかった。

ルイス・アルベルト

リヴァプールでの出場数:12試合

リヴァプールでのゴール数:0

現在の所属:ラツィオ

今シーズンのセリエAで誰よりもアシストを積み重ねている司令塔ルイス・アルベルト。彼は2013年、セビージャから680万ポンドの移籍金でリヴァプールへとやってきた。

しかしそのシーズンで彼は12回しか試合に出場することができず、次年度にはローンで放出されることになった。ただ現在の成功を見ても明らかであるように、早めに退団したことは彼にとっていい選択だった。

ハビエル・マンキージョ

リヴァプールでの出場数:19試合

リヴァプールでのゴール数:0

現在の所属:ニューカッスル

レアル・マドリーとアトレティコ・マドリーの下部組織で育ったエリートプレーヤーだったマンキージョ。2014年にローンでリヴァプールへと加入し、プレミアリーグに挑戦した。

スペイン人の右サイドバックは、FAカップで何度か活躍は見せたもののあまり一貫性を見せられず、19試合に出場したあとで返却されている。

マーティン・ケリー

リヴァプールでの出場数:62試合

リヴァプールでのゴール数:1

現在の所属:クリスタル・パレス

リヴァプールのアカデミー出身であり、その際にイングランド代表に選ばれたことも。しかしアンフィールドでの彼のプレーを思い出すことに苦労してしまう理由は、長い間怪我で出場できなかったことに起因する。

2014年にクリスタル・パレスに移籍してからは継続的に出場機会を与えられており、プレミアリーグで実績を重ねている。

スソ

リヴァプールでの出場数:21試合

リヴァプールでのゴール数:1

現在の所属:セビージャ(※ミランからのローン)

スペイン人監督ラファエル・ベニテスがカディスから引き抜いてきたスソ。ところが、彼が加入した時にはすでに指揮官がロイ・ホジソンに変わっていた。

これが卓越したテクニシャンにとっても不幸な出来事になり、アルメリアへのローンも経験。リヴァプールでの3年で21試合の出場のみとなった。

セバスティアン・コアテス

リヴァプールでの出場数:24試合

リヴァプールでのゴール数:2

現在の所属:スポルティング・リスボン

リヴァプールのファンが彼について覚えていることは、おそらくQPR戦で見せたとんでもないバイシクルシュートであろう。逆に言えば、それ以外は覚えていないはずだが…。

若くしてリヴァプールにやってきた彼はリヴァプールであまり出番を得られなかったが、2016年に行き着いたスポルティング・リスボンで中心的なセンターバックとしての立場を確固たるものとした。

スティーヴン・コーカー

リヴァプールでの出場数:4試合

リヴァプールでのゴール数:0

現在の所属:アラニヤスポル

ロンドン五輪のイギリス代表、そしてイングランド代表1試合1ゴールという経歴を持っているコーカー。トッテナムでデビューし、スウォンジー、カーディフ、QPRで活躍を見せた。

彼がリヴァプールにやってきたのは2016年。QPRからのローンで加入したが、わずか半年間でその契約は解除され、公式戦4試合の出場のみに終わっている。現在はトルコのアヤニヤスポルでプレー。

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