本厚木駅南口に新駐輪場 市、一律料金見直し 駅からの距離などで

4月にオープン予定の旭町2丁目駐輪場(左)。右奥が本厚木駅の駅ビル

 神奈川県厚木市は4月、小田急小田原線本厚木駅南口に市営駐輪場をオープンする。北口には市営と民間で計20の駐輪場があったが、南口では初。また、これまで原則一律だった市営駐輪場の利用料金を、駅からの距離や施設内容に応じた価格に見直す。

 新設の旭町2丁目駐輪場は自転車とミニバイク専用で、市が土地購入と建設を合わせ、約3億円をかけて整備した。1~3階と屋上に自転車616台、ミニバイク51台を止められる。

 うち定期利用分は自転車550台、ミニバイク40台で、月額料金は各階で異なり、自転車は一般が900~2300円、学生が500~1600円、ミニバイクは1階のみで一般が3450円、学生が2400円。

 他の市営駐輪場についても、市は4月から、駅からの距離や、屋根やラック、ゲートシステムの有無によって、月額の利用料金に差を設ける。自転車は一般が900~2300円、学生が500~1600円、ミニバイクは一般が1950~3450円、学生が1350~2400円。

 市は今月20日から、旭町2丁目駐輪場の定期利用の申し込みを受け付ける。期間は3月5日までの午前7時から午後7時までで、同駐輪場で受け付ける。応募多数の場合は抽選。問い合わせは、市交通安全課電話046(225)2760。

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