Seamless Air Allianceが世界初の機内コネクティビティー規格を発表

Seamless Air Allianceが世界初の機内コネクティビティー規格を発表

AsiaNet 82905 (0228)

【フリーモント(米カリフォルニア州)2020年2月19日PR Newswire=共同通信JBN】
*画期的発表は、航空会社の技術向上への投資を最小限に抑えつつ、航空会社やモバイルネットワーク事業者が乗客に地上から機内までシームレスな体験を提供する新たなチャンスを与える

Seamless Air Alliance(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2721346-1&h=4289110741&u=https%3A%2F%2Fwww.seamlessalliance.com%2F&a=Seamless+Air+Alliance)は19日、初めての機内コネクティビティー規格を公表、安全で手間のかからないインターネットを機内で提供するという新たなマイルストーンが達成された。

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Seamless Air Allianceのメンバー企業(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2721346-1&h=3607992963&u=https%3A%2F%2Fwww.seamlessalliance.com%2Fmembers%2F&a=member+companies)の業界専門家と共同で開発したSeamless Release 1.0は、世界唯一の機内コネクティビティー用モジュラープラットフォームアーキテクチャーを確立した。同システムは、オープンインターフェースをベースとするモジュール構造を使用することで、個々の航空機や保有機体群の機器のカスタマイズや完全な交換を必要とせずに、新たなテクノロジーの迅速な採用を可能にした。

この新規格、Seamless Release 1.0は、航空会社に長期にわたる技術的柔軟性をもたらし、乗客には安全でアクセスしやすいサービスを提供、モバイルネットワーク事業者にはシームレスなローミングの扉を開く。

Seamless Air Allianceのジャック・マンダラ最高経営責任者(CEO)は「機内コネクティビティーに対する乗客の要求は依然としてシステムの性能の先を行っており、航空会社には、こうした期待に応えて乗客のロイヤルティーを獲得する方策探しのより強い圧力がかかっている。Seamless Release 1.0は、航空会社が新たな能力とイノベーションをかつてないほど迅速かつコスト効率良く活用できるようにすることで、状況を一変させた」と語った。

Seamless Release 1.0には、航空会社が調達要件開発で使用する、独自のテスト可能なあらゆる要件が含まれている。新規格は、航空会社がこうした要件開発にかける時間と金を節約できるだけでなく、将来の開発がシステムの選択にどのように影響するかを予測しようとするリスクを排除する。

ヴァージンアトランティック航空のIFEC開発マネジャー、マーク・チェイニー氏は「機内コネクティビティーへの期待の高まりに応じられていることが、航空会社選びの決め手になりつつある。ヴァージンアトランティック航空とSeamless Air Allianceは、規格化により航空会社がより力を得て、接続サービスの主導権を握り、顧客の期待に応えることができるようになると考えている」と語った。

Vodafone Roaming Servicesのシェリフ・バキルCEOは「現在、機内コネクティビティーは既に利用可能だが、シンプルさやデータ速度などの点で顧客体験は航空会社によってまちまちだ。消費者の接続ニーズが高まる中、今回の新規格は機内の顧客体験を大幅に改善し、シームレスなものにするための有望な第一歩だ」と付け加えた。

Seamless Release 1.0の詳細は、「Seamless Air Alliance Introduction to SR1 -- A New Era of Inflight Connectivity(Seamless Air Alliance SR1入門 -- 機内コネクティビティーの新時代)」と題する新たに公開された技術概要に記載されている。

Seamless Air Allianceの全メンバーが利用できる規格の公開により、航空会社とモバイル事業者は、さまざまなサプライヤーやオープンインターフェースを選んでモジュラーパーツ、サブシステム、ソフトウエアを調達し、機内ネットワークを簡単に展開、統合、運用できるようになる。このような設計により、マルチサプライヤーIFCシステムを迅速に構築して、カスタマイズを必要としない将来の技術アップグレードをサポートできるようになる。

Seamless Air Allianceは、航空会社が継続的なイノベーションをサポートし、市場の急速な拡大を可能にする接続を構築しやすくするために設立された、航空会社、テクノロジーリーダー、サプライヤーのオープンで国際的な連携組織である。

Seamless Air Allianceの詳細とメンバーになる方法については、www.SeamlessAlliance.com を参照。

▽Seamless Air Allianceについて
Seamless Air Allianceは、エアバス、Airtel、デルタ航空、OneWeb(ワンウェブ)、スプリントの創設メンバーによって設立された。Seamless Air Allianceの使命は、業界とテクノロジーを結び付け、接続を簡単かつ使いやすくすることにより、機内コネクティビティーの新時代を切り開くことである。大手航空会社とテクノロジープロバイダーが協力し、機内コネクティビティーのオープン規格を決めている。こうした規格により、乗客は安全かつ簡単な方法で接続できるようになり、航空会社には将来に向けた柔軟なシステムが提供され、航空業界のイノベーションと急速なレベルアップが加速される。

ソース:Seamless Air Alliance

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