鷹バレンティンが規格外ランチ特打 26発柵越えで場外弾5発、パワーの源はどこに?

ランチ特打を行ったソフトバンクのウラディミール・バレンティン【写真:福谷佑介】

111スイングで26発、立花コーチは「右足の蹴りが強いから打球が飛ぶ」

 ソフトバンクのウラディミール・バレンティン外野手のエンジンがいよいよ全開になってきた。宮崎キャンプ第5クール初日となった19日、ランチ特打を行い、特大のアーチを次々に放った。

 面白いように打球が飛んでいく。その度にスタンドのファンがどよめく。手応えがあると、バレンティン自身も雄叫びをあげる。実に111スイングで26発の柵越え。そのうち場外弾が5発、バックスクリーンに直撃するアーチが3発と規格外のパワーを見せつけた。

 9年在籍したヤクルトから今季ソフトバンクに加入したバレンティン。NPB通算288本塁打を放ち、2013年には王貞治球団会長の持つNPB記録を更新するシーズン60本塁打を放った。その衰えぬパワーの源を立花義家1軍打撃コーチは「右足の蹴りが強いから打球が飛ぶ」と語り、その飛距離に驚愕していた。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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