24時間テレビまで捏造した『イッテQ』が“お祭り企画再開”という怪 日テレに反省なし 他国で妄想により創作した「祭」で視聴者をまた騙すのか

これで人気番組なのだからお里が知れてしまう(画像はDVD『世界の果てまでイッテQ! Vol.1』より)

『イッテQ』のお祭り企画が、3月に再開される方針であることが明らかになりました。これを受けて視聴者からは企画再開を喜ぶ声があるものの、一方で「打ち切りでいいです」「どうかしてるんじゃないの、日テレ」といった厳しい声も寄せられています。

日本テレビ『世界の果てまでイッテQ!』のお祭り企画といえば、“お祭り男”に扮した宮川大輔氏が世界で1番盛り上がっているお祭りを探し、実際に体験しに行くというもの。

しかし、同企画は2018年に『週刊文春』でやらせ疑惑が報じられ、タイの「カリフラワー祭り」とラオスの「橋祭り」が番組のために捏造された催しだったとされています。

この報道を受けて、日本テレビの大久保好男社長(当時、現会長)が謝罪し、同企画は当面休止となっていました。

そんな中で17日、日本テレビの定例会見が同局で開かれ、小杉善信社長が同企画について『BPOで問題になったポイントが全てクリアになり、再開の条件が整った』とコメント。3月には再開する方針であることが明らかになりました。

これを受けて視聴者からは企画再開を喜ぶ声があるものの、一方では厳しい声も寄せられているようです。ネット上では「打ち切りでいいです」といった声をはじめ、

「次ヤラセやったら、祭り企画廃止ですね…」

「他国の祭を捏造するなんて全く許されないと思うんだけど」

「なんでこの番組はやらせしても続いてんの?」

「文化や歴史の理解、敬意が全く無いから問題を起こしている事に気付こうか? “祭り企画”っていうな!!」

「再開してもまた問題起きるんじゃね」

「復活させたいほど人気があるの? この企画。どうかしてるんじゃないの、日テレ」

などといった声が見受けられました。

『イッテQ』の制作スタッフといえば、当サイトでも報じた『24時間テレビ』の捏造ドキュメンタリーと同じ制作スタッフとのこと。再開されるお祭り企画でも捏造は繰り返されるのか、気になるところです。(文◎絹田たぬき)

© TABLO