ルイス・キャパルディ、シングル「サムワン・ユー・ラヴド」がブリット・アワード「Song of The Year」受賞

スコットランド出身のシンガー・ソングライター、ルイス・キャパルディが、2月18日にロンドンのO2アリーナで開催されたUK最大の音楽賞「ブリット・アワード」で、「Best New Artist」(新人賞)と「Song of The Year」(年間最優秀楽曲)の2部門を受賞した。

全英シングル・チャート7週連続1位を獲得し、2019年全英で最も売れたシングルとなった「サムワン・ユー・ラヴド(Someone You Loved)」が「Song of The Year」を受賞した。 授賞式でのこの曲のパフォーマンス映像が公開されている。

「Song of The Year」を受賞した時のスピーチはこちら。 何を話すときもジョークを交えてしまう、ルイス・キャパルディらしさが現れている。

やあルイスだよ、この賞を授与してくれてありがとう。 多くの人は、この曲は毎晩放送されている「Love Island」(*)に出ている僕の元カノのことだと思っているだろうけど、実は残念ながら数年前に亡くなってしまった祖母についての曲なんだ。ITVが、恋愛リアリティ番組に出演させようと祖母に連絡を取ろうとしないことを祈るよ! でも、本当に感謝しているよ、人生で最高の1年だった。 みんなありがとう、ファンのみんな、レーベルの人たち、それに母さんと父さん、愛し合ってくれてありがとう。 そしておばあちゃん、亡くなってくれてありがとう?・・・ごめんね! (*「Love Island」は英テレビITVで放送されている恋愛リアリティ番組。ルイス・キャパルディの元カノといわれる人が出演している)

「Best New Artist」のプレゼンターの一人は、ルイスの親友ナイル・ホーランだった。 この時のスピーチは「Thank you very f** much」という一言で、放送禁止用語を思わず使ってしまったのだが、英メディアによればTV放送ではその部分が編集されたそうだ。

また、会場のTikTok Stageでも2曲のパフォーマンスを披露した。

なお、「サムワン・ユー・ラヴド」は先日Spotifyでの再生回数が10億回を突破。2018年以降にリリースされたUKアーティストの曲では、マシュメロ&バスティル「ハピアー」以来の快挙である。

ルイス・キャパルディは1月9日に初単独来日公演(ソールドアウト)を行ったが、その来日中に行ったインタヴュー映像が公開されている。

■商品情報

デビュー・アルバム 『ディヴァインリー・アンインスパイアード・トゥ・ア・ヘリッシュ・エクステント』(Divinely Uninspired To A Hellish Extent)

2019年12月4日発売

CD: UICO-1312 / ¥2,500(税抜)+税 / 日本盤ボーナス・トラック3曲収録

視聴・購入はこちら  

<ルイス・キャパルディにインタヴュー>

<全英1位シングル「Before You Go」>

<全米・全英1位シングル「Someone You Loved」>

ミュージック・ビデオ解説 

歌詞・対訳 

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