「ジョン・F・ドノヴァンの死と生」場面写真解禁!『マイ・プライベート・アイダホ』オマージュシーン!

若き天才映画監督グザヴィエ・ドランが、衝撃のデビューから10年を経て、ハリウッドの豪華キャストとタッグを組んだ初めての英語作品『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』が3月13日(金)より劇場公開となる。

豪華キャストの最高峰の演技×圧倒的な映像センス、ドラン自身が集大成と語る、“人生の真実”を描いた愛の物語2009年。19歳の才能に世界は一瞬で魂を奪われた――。

この度、『マイ・プライベート・アイダホ』にオマージュを捧げたシーンを切り取った場面写真が解禁。バイクに跨った金髪&黒髪の青年2人の姿は『マイ・プライベート・アイダホ』のリヴァー・フェニックスとキアヌ・リーブスを彷彿とさせる。

自身のベストムービーの1つとしてこの作品を挙げているドラン、実は以前にもこの作品にオマージュを捧げたカットを撮影したことが。それは『胸騒ぎの恋人』での1シーン。着想元は焚き火を囲みながら、リヴァー・フェニックスがキアヌ・リーブスに愛の告白をする場面だ。

『胸騒ぎの恋人』では、ドランが演じる主人公が思いを寄せるストレートの男の子に気持ちを伝える時に、全く同じ構図で撮られ、ほぼ一緒のセルフが使われている。また『マイマザー』では主人公の部屋にリヴァー・フェニックスのポスターが貼られていたりと、作品の随所にドランの愛が散りばめられている。このように、自分自身が同性愛者というセクシュアリティを持つドランにとって、美しき男娼の切ない恋愛模様は「ドラン映画」に色濃く反映されていることが分かる。新作『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』で『マイ・プライベート・アイダホ』がどのような形で表現されているのか、是非スクリーンでご確認を。

© 有限会社ルーフトップ