竹中工務店/BIM活用の建設ロボ運用基盤を実用化へ/20年末にビル建設現場に導入

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竹中工務店は、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)のデータを活用して建設現場でロボットを運用するための基盤システム「建設ロボットプラットフォーム」を、年末から関西エリアの小規模オフィスビル建設現場に本格導入する。使用するのは搬送ロボットと清掃ロボット。本格導入の前段階として関西の現場2カ所で6月から実証実験を実施する。ロボットには現場の様子が動画撮影できるカメラも搭載。安全性の向上につなげる。

作業員の1日の労働時間のうち、搬送・清掃作業に占める割合は10~20%といわれる。作業をロボットに置き換えることで本来の業務に充てる時間が増やせる。

建設ロボットプラットフォームは、データ分析サービスなどを提供するブレインズテクノロジー(東京都港区、濱中佐和子社長)に委託して開発した。アマゾンウェブサービス(aws)が提供するクラウドサービスで稼働する。BIMデータを地図情報として活用し、ロボットの移動や動作範囲を設定。遠隔指示でのロボットの自律走行も可能になる。