一汽大衆、長春工場などで生産再開

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一汽大衆、長春工場などで生産再開

 17日、操業を再開した一汽大衆の吉林省長春工場。(長春=新華社記者/張建)

 【新華社長春2月20日】中国第一汽車集団と独フォルクスワーゲン(VW)の合弁会社である一汽大衆(VW)汽車の吉林省長春工場で17日午前、生産が再開され、黒の「アウディA6L」が新型コロナウイルスによる肺炎の発生後、初めてラインオフした。

 同社では、広東省仏山市にある華南工場第2期部分が14日に操業再開したのに続き、長春市、四川省成都市、山東省青島市、天津市の4工場が17日から相次いで生産を再開。感染の予防・抑制に着実に取り組むとともに、年間生産販売目標の達成に注力していく。

 一汽大衆長春工場中国共産党委員会副書記の王開宇(おう・かいう)氏は、同工場には主要生産ラインが5本あり、17日に稼働した4本はアウディA6L、アウディQ5L、アウディA4Lシリーズ、宝来(Bora)クラシック、探影(TACQUA)をカバーしていると説明。感染の予防・抑制のために、アウディの全シリーズと宝来の一部の生産現場では、単一グループで生産しており、既に従業員3825人が復帰していると述べた。

一汽大衆、長春工場などで生産再開

 17日、操業を再開した一汽大衆の吉林省長春工場。(長春=新華社記者/張建)

 長春工場内に入る人は、複数回の厳格な検温の他、登録を行い、携帯電話番号と正確な入場時間の記入が求められる。生産現場には臨時隔離場所と、従業員の食事場所が設けられ、生産が整然と行われている。

 一汽大衆は2019年、212万9900台を納車。中国での生産販売台数が最も多い合弁企業で、市場シェアは9.7%となっている。同社の中国内にある5大工場の生産台数は213万台で、販売台数は一汽大衆ブランドが139万8千台、アウディブランドが68万8800台、ジェッタ(Jetta)ブランドが4万3千台だった。(記者/張建)