究極の走りを追い求める両者が融合
100年を超える歴史を持つイタリアのラグジュアリーカー・ブランドであるマセラティは、創業時より一貫してレーシングスピリットとともに走りへ情熱をもって挑戦を続けてきた。レース活動においては、1926年のタルガフローリオでの勝利、1957年のF1制覇など数々の成功を収めている。
一方、桐生祥秀選手は、リオデジャネイロ2016オリンピックで、陸上競技 男子4×100mリレー決勝にて銀メダル獲得、2017年世界陸上4×100mリレーで銅メダルを獲得。また、2017年9月には日本選手初の9秒台となる9秒98の日本新記録を樹立するなど日本の陸上界を代表する選手だ。
桐生祥秀選手の走りを追求し、あくなき挑戦により高みへと到達しようとする姿は、走りへの情熱と挑戦というマセラティの理念と合致。長年マセラティのファンであったという桐生祥秀選手のブランドアンバサダー就任が実現。この就任を祝し、日本を代表するスプリンターである桐生選手に相応しい、世界に1台しかない特別限定車「Maserati GranTurismo GranFinale」(マセラティ グラントゥーリズモ グランフィナーレ)が発表された。
日本とイタリアを繋ぐバイカラー
この車両は、マセラティを代表するスポーツカーであるグラントゥーリズモが2019年11月に生産を終了するにあたり、販売される世界で最後の1台として生産された特別な車両。「日本とイタリアをつなぐ」という意味が込められたビアンコ・フジとロッソ・イタリアーノのバイカラーを纏ったエクステリアカラーは、日本国旗を彷彿とさせるデザインだ。
同車両は入札形式によって販売され、最低入札価格は2700万円(消費税込み)からとなり、売り上げの一部は公益財団法人日本陸上競技連盟へ寄付される。
入札を受付開始は、2020年2月22日午前10時からとなっており、入札方法詳細についてはマセラティ ウェブサイトで確認していただきたい。
なお、入札終了までの期間、マセラティ正規ディーラーでの巡回展示が以下の日程で行われる。
マセラティ グラントゥーリズモ グランフィナーレ特別装備内容
■エクステリア・カラー:ビアンコ・フジ/ロッソ・イタリアーノ(フード、ルーフ、トランク)
■20インチ・アロイホイール・トロフェオ
■アルマイト加工レッド・キャリパー
■エクステリア・カーボン・キット(リアスポイラー、サイドミラー・カバー、ドアハンドル、フロント・リップスポイラー)
■インテリア・カラー:ネロ
■カラード・ステッチ:ロッソ(レザー、アルカンターラ)
■カラード・カーペット・エッジ:ロッソ
■アルカンターラ・ルーフライニング
■カーボン・インテリアトリム
■インテリア・カーボン・パッケージ1(ドア・シル、ダッシュボード)
■インテリア・カーボン・パッケージ2(シフト・パドル、クラスター)
■インテリア・カーボン・パッケージ3(シート・フレーム、バックシート・カバー)
■MCデザイン・アルミニウム製スポーツ・ぺダル
■カーボン・ファイバー製ステアリング・ホイール
■自動防眩ルーム・ミラー