俳優・窪田正孝が15日、主演映画「初恋」(28日公開)の舞台となった東京・新宿の歌舞伎町でゴミ拾いを行った。
各スポーツ紙によると、清掃はロケ地となった同所への“恩返し”として企画され、窪田は同作の三池崇史監督や、約60人の清掃ボランティアとともに、トングを手に約1時間かけてゴミ拾いを行ったという。
報道陣から「自分の身の回りできれいにしたいものは?」と聞かれた窪田は、「携帯電話の中身(=電話帳)です。高校の頃から変わっていないので、疎遠になった人もいる。連絡しない人を分けたい」と明かした。
これを聞いた三池監督から、「でも、友達少ないんでしょ?」とツッコまれると、「本気でやると、みんないなくなりますね」と苦笑したという。
「昨年、交際していた女優の水川あさみと結婚した窪田。水川といえば、なかなか束縛がキツイようだが、窪田はあまり友達がいないからこそ、水川との時間を楽しめてゴールインできたのでは。今流行の不倫の心配もなさそうだ」(週刊誌記者)
公開を控えた「初恋」だが、窪田演じる天才プロボクサー・葛城レオが、負けるはずのない相手との試合でKO負けを喫したことから人生の歯車が狂い、アンダーグラウンドの世界で巻き起こる濃密な一晩に身を投じていく様を描いた物語。
昨年の「第72回カンヌ国際映画祭」の「監督週間」に選出され、昨年9月末から、日本での公開に先駆けて全米で公開されるなど、海外で話題になった。
「三池監督の描くバイオレンス描写が海外の映画ファンに受け入れられたようだ。今作はオリジナル作品とあって、窪田の演技が存分に堪能できる作品。これまでにはない役柄での熱演とあって、映画では初の主演男優賞を狙えそうだ」(映画ライター)
3月末から放送のNHK連続テレビ小説「エール」では主演をつとめることもあり、今年は俳優生活の中でも特に記憶に残る1年になりそうだ。
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