「マイルノビッチ」「神様のえこひいき」「悪魔とラブソング」…「マーガレット」の人気少女漫画を実写化

動画配信サービス・Huluは、少女漫画誌「マーガレット」(集英社)が生んだ人気作「マイルノビッチ」「神様のえこひいき」「悪魔とラブソング」を実写ドラマ化し、今秋から独占配信することを発表した。

1963年に創刊して以来、女子のバイブル的存在として根強い人気を誇る「マーガレット」。同誌の掲載漫画はいくつになっても乙女心を刺激する王道かつ普遍的な世界観で、現役中高生はもちろん、大人になった女子の心もがっちりとつかみ続けている。そんな「マーガレット」とHuluがタッグを組み、集英社マーガレット×Hulu「マーガレット Love Stories」と題して、珠玉の恋愛ドラマシリーズを立ち上げ、連続ドラマとして配信することとなった。

第1弾は佐藤ざくり氏の「マイルノビッチ」(2010~14年掲載)。その後も、小村あゆみ氏の「神様のえこひいき」(17~18年掲載)、桃森ミヨシ氏の「悪魔とラブソング」(07~11年掲載)と続く。いずれも読者から絶大な支持を得た名作だが、意外にも今回が初めての実写化。純愛や青春のきらめき、どこまでもストレートなトキメキを切なく、美しく、さわやかに描いているこれらの作品を、実写版では、原作の世界観を大切にしながら、記憶に鮮烈に残るような上質な人間ドラマに仕上げていく。

第1弾の「マイルノビッチ」は、累計発行部数320万部を超える大人気シンデレラストーリーで、自分をブスだと思い込んでいた地味でモテない女子高生・木下まいるが、イケメン男子の熊田天佑のプロデュースでみるみるうちにキュートな女の子に変身し、自らの力で人生を変えながら真実の愛を見つけるまでを描いた物語。過去に発売されたコラボグッズも驚異的な売り上げを記録した人気作だ。今回のドラマでは、人を好きになることの高揚感、人に好かれることの幸福感、人に心を許すことの怖さなど、青春の甘酸っぱい醍醐味(だいごみ)をリアルかつ、繊細に描いていく。なお、キャスト陣は後日発表される。

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