杉原千畝「命のビザ」から80年

リトアニアで功績たたえる特別展

©一般社団法人共同通信社

20日、リトアニア国会でスピーチする杉原千畝の四男伸生さん=ビリニュス(共同)

 【ビリニュス共同】第2次大戦中にナチス・ドイツの迫害から逃れたユダヤ人を「命のビザ」で救った外交官杉原千畝のビザ発給から今年で80年となるのを記念し、リトアニアの首都ビリニュスの国会で20日、功績をたたえる特別展が始まり、杉原の四男伸生さん(71)=ベルギー在住=がスピーチした。

 伸生さんは議員のほか、日本やイスラエルなど約15カ国の大使を前にしたスピーチで、なぜ外務省の指示に反してビザを出したのかと約50年前に尋ねた際に、杉原が「だってかわいそうだもの。彼らにはどこにも行き場がないんだ」と短く答えたエピソードを紹介した。