横浜のIR市民説明会、新型コロナで当面延期 残り6区

横浜市役所

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、横浜市は20日、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致に関する市民説明会の開催を当面、延期すると発表した。説明会は18区のうち、12区で終了。残る6区の日時は、感染症の終息状況を見ながら改めて設定するという。

 市は同日に開いた感染症に関する警戒対策会議で、市が主催し、機密性の高い場所で、多数の参加が見込まれるイベントや会議は、規模の縮小、延期、中止とすることを決定。これを受け、都市整備局が市民説明会の延期を決めた。

 また職員の勤務は3月31日まで、フレックスタイム制度の利用を拡大。妊娠中や持病のある職員はテレワークを利用できるようにした。

 市民説明会は昨年12月、中区を皮切りにスタート。今年3月までに18区で終える予定で、戸塚、都筑、栄、青葉、瀬谷、泉の6区がこれからだった。

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