日本の魅力、再発見 国外からの視点で 【留学生の声】(3)ダブリンシティ大学、柿木田さん

By TOYO Press編集部

 1月に2020年度第Ⅱ期交換留学候補生が決定し、留学への準備が始まりました。アイルランド・ダブリンシティ大へ短期留学中の筆者が同大を訪ねるシリーズ。第3回目は、6ヶ月の語学留学をしている柿木田さんにインタビューをしてみました。

 語学留学は交換留学と異なり、英語学習を目的としています。DCULS(ダブリンシティ大学併設の語学学校)に通う多くの生徒はホームステイを通じて、実践的な英語を学んでいます。

インタビューに応じてくれた柿木田さん

留学を通して、日本の魅力も改めて知る

国際学部 国際地域学科 3年 柿木田弓華さん

Q:なぜ、留学をしようと思ったのですか?

A:英語を使ったコミュニケーションが好きだからです。高校生のときにオーストラリアに短期留学をして、英語を話す楽しさに気付きました。

Q:語学留学を選んだ理由は何ですか?

A:まずは、英語力を伸ばしたかったからです。交換留学をするほど英語力に自身がなかったので、語学留学でスピーキングを中心に学んでいます。

Q:留学をしてみて、今、感じていることは何ですか?

A:アイルランドを知ることはもちろん、日本の魅力についても気付くことができました。礼儀を大切にする文化など、他国にはない日本の良さを見つけることができました。

Q:ホームステイならではのエピソードはありますか?

A:留学当初は慣れない英語でのコミュニケーションに苦労しました。ご飯や洗濯など多くの場面で会話をしなければならないので、大変でした。しかし、ホストマザーから教えてもらうアイルランドの文化や歴史は授業では学べないもので、ホームステイでよかったと思うところです。

Q:語学学校の授業システムを教えてください

A:DCULSには5つのレベルに分けたクラスがあります。授業外では、クラスの仲間とご飯を食べたりするので、自分のクラスは非常に大切です。実際のところ、入門クラスは日本人が多い傾向にあり、難易度が高いクラスのほうが様々な国の人と出会えると思います。

Q:留学前、やるべきことを教えてください

A:基本ですが、英語学習をおろそかにしないことです。交換留学でも、語学留学でも英語を使います。留学先で充実した時間を過ごすためにもしっかり学習したほうが良いと思います。


次回は3月13日に掲載予定です。

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