ジェイムス・テイラー、来週発売の新作から「ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド」先行配信

Photo Credit: Norman Seeff

ジェイムス・テイラーが、2月28日に世界同時リリースする新作『アメリカン・スタンダード』から3rdシングル「ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド」を先行配信した。

「ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド」(ビリー・ホリデイ/アーサー・ハーツォーグJr.作)は、ビリー・ホリデイの1942年5月9日に初録音された代表曲。ホリデイの自伝本「奇妙な果実」によると、本楽曲は母親と金銭面に関して口論となったことがあり、その際に母親が放った「神様 自力で稼げるこどもに祝福を」に怒りを感じたことがきっかけでできた曲。その後ジャズ・スタンダードとなり、ジャズ以外にもアレサ・フランクリンやサム・クックなどR&Bシンガーたちも数多くカヴァー、ホリデイのオリジナル・ヴァージョンは1976年にグラミー賞殿堂入りも果たしている。

ジェイムス・テイラーは、2月のニュー・アルバム発売に先がけ、1月末に自身によるオーディオ・ブック”Break Shot: My First 21 Years”を発売。これは、彼がまだ有名になる以前の楽しかった幼少期、その後の家族の困難、アルコールやドラッグ依存、そのトラウマなどにも自身が言及し聞き手に伝えたもので、新作『アメリカン・スタンダード』に収録されている楽曲とも大きく繋がりを持っている作品とのこと。

また、テイラーはアメリカの人気TV番組「ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア」にも出演し、ザ・ビートルズのアップル・レコードとザ・ビートルズ以前に契約に至った経緯や『ホワイト・アルバム』のレコーディングしているスタジオにもいたことなどを明かし、音楽ファンの間では話題となっている。

■配信情報

「ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド」

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■作品情報

ジェイムス・テイラー『アメリカン・スタンダード』

James Taylor / American Standard

2020年2月28日(金)世界同時発売

品番:UCCO-1219

価格:2,860(税込)

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