給食に異物混入相次ぎ 海老名市長ら減給処分へ

海老名市役所

 神奈川県海老名市立の小学校や、保育園で給食への異物混入などが相次いだ問題を受け、内野優市長は21日の会見で、特別職の給与を減給する、と発表した。条例改正案を26日に開会する市議会第1回定例会に提出する。

 市によると、小学校4校や保育園1園で昨年6月から今年2月にかけ、給食に異物が混入していたケースが5件相次いだほか、保育園で乳製品アレルギーがある男児に乳入りの蒸しパンをおやつに誤って提供した。

 市長、秦恭一副市長(保健福祉部担当)、伊藤文康教育長はいずれも減給10%で、期間は市長が3カ月、副市長と教育長は1カ月。

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