河津桜と菜の花競演 「三浦海岸桜まつり」ライトアップも

開花時期の早い河津桜と菜の花の競演を楽しむ「三浦海岸桜まつり」=三浦市内

 京急線三浦海岸駅(神奈川県三浦市)周辺で18回目を迎えた「三浦海岸桜まつり」が始まり、開花時期の早い河津桜と菜の花の競演を楽しめる。3月8日まで。三浦市観光協会などによると桜は現在五~六分咲き。暖冬の影響で、2月中旬から下旬に見頃を迎える例年と比べて、今年は成育が1週間ほど早いという。

 今月8日の「お迎え式」では地元の子どもたちがダンスなどを披露。三浦海岸まちなみ事業協議会などでつくる運営委員会の西﨑則雄委員長は「(駅前の)テント村では三浦野菜や生ワカメ、三崎マグロなどたくさん並んでおり、桜と一緒に楽しんでもらえたら」と呼び掛けた。

 桜は約20年前に静岡県河津町から分けてもらい、同駅から線路沿い約1キロにわたり約千本を植栽。来場者は年々増え、昨年は30万人以上が訪れた。

 同駅前では期間中毎日、線路沿いでは27日までライトアップも実施される。問い合わせは、市観光協会電話046(888)0588。

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