相模原で2人、横浜市で1人 新たに感染確認

相模原市役所

 新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、相模原市と横浜市は21日、新たに計3人の感染が確認された、と発表した。

 相模原市の感染者は、市内に住む80代の男性と妻。男性は1月27日、呼吸器系の疾患で相模原中央病院(同市中央区)に入院し、今月5日に退院した。その後、自宅療養していたが、19日に感染の疑いがある患者として別の病院に救急搬送された。男性は人工呼吸器を装着し、治療を受けている。妻の症状は軽く、感染症病床が空いていないため、自宅で療養しているという。

 横浜市の感染者は、市内に住む30代の女性会社員で、18日に感染が確認されたタクシー運転手で60代の男性の娘。運転手の妻で60代の女性の感染も判明している。

 市によると、女性会社員は19日夜に発熱。20日に県内の医療機関に入院し、PCR検査で陰性だったが、翌21日の再検査で陽性と判明した。

© 株式会社神奈川新聞社