石川佳純、8強入り カリブ海の“卓球黄金世代”下す<ハンガリーオープン>

写真:2019アジア選手権の石川佳純/提供:ittfworld

<ITTFワールドツアー・ハンガリーオープン 2020年2月18日~2月23日>

21日、大会4日目を迎えた卓球・ハンガリーオープンでは女子シングルス2回戦が行われ、石川佳純(全農)がアドリアーナ・ディアス(プエルトリコ)に4-1で勝利した。

強気な攻めで勝利を掴む

ディアスは2019,2020パンアメリカンカップ王者で、両ハンドの強打が持ち味の選手だ。石川との前回の対戦は2018年のチェコオープンで、そのときはゲームカウント4-2で石川が勝利している。

また、ディアスは、2000年生まれの19歳。日本の伊藤美誠(スターツ)、平野美宇早田ひな(ともに日本生命)らと同じ“卓球黄金世代”だ。

石川は、序盤から得意のラリー戦に持ちこんでディアスのミスを誘う。ディアスも得意の強打を狙いたいが、コースを打ち分けた石川の返球に苦しめられる。石川は第1,第2ゲームを連取し、第3ゲームもデュースで制したが、第4ゲームはディアスのラリーに安定感が出始め、カウンターやレシーブエースで要所要所を決められ、このゲームを落とす。

第5ゲームもディアスの強打に対応できず苦しい時間が続いたが、後半からは石川が先に攻め始め、それによってディアスのペースを崩していく。デュースまでもつれ込む接戦となったが、最後まで強気な攻めを見せた石川が勝利。ゲームカウント4-1で石川がベスト8進出を決めた。

詳細スコア

○石川佳純 4-1 アドリアーナ・ディアス(プエルトリコ)
11-5/11-9/14-12/7-11/12-10

文:ラリーズ編集部

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