【お花見特集2020】広大な敷地に桜スポットが点在「昭和記念公園」

春の陽気とともに待ち遠しくなる桜の開花。豪快に咲き誇るピンクの花に、心躍らせたことはありませんか? 見慣れた桜景色を今年も見られる喜びもありますが、まだ見ぬ桜の風景を求めて旅してみてはいかがでしょう。全国に点在する桜の名所を特集でご紹介します。今回は西立川にある「国営昭和記念公園」です。園内には全体で31品種、1,500本の桜があり、広々としたスペースでのんびり花見をしたり、川沿いの並木をゆっくり歩いたりと桜を観賞できるスポットが点在していますよ。

四季折々の自然が楽しめる「昭和記念公園」

JR西立川の駅前に広がる「国営昭和記念公園」。広大な敷地を誇る園内では、四季折々の自然の景観が楽しめるほか、バーベキューや大型遊具、サイクリングロードなども整備され、さまざまなアクティビティを楽しむことができます。

公園内の「桜の園」と、園内を流れる残堀川沿いを中心としたエリアにソメイヨシノのほか全体で31品種・1,500本の桜が観賞できるそうですよ。

お花見ピクニックを楽しめる「みんなの原っぱ」

西立川の入口から北へ広がるエリアの中央、「みんなの原っぱ」には、広々としたスペースにソメイヨシノを中心とした桜の木が約200本あり、シートを敷いてのんびりと花見ができるエリアになっています。多くの木は樹齢40~50年で、地面近くまで枝が垂れ下がっているような大木も。見晴らしのよい広場の向こうに、ピンク色の桜がずらりと並ぶ大絶景が広がります。

川沿いの桜並木「残堀川」

園内を流れる残堀川沿いには、約700本のソメイヨシノを中心とした桜があり、さくら橋やふれあい橋といった橋からは、川へしだれるように咲き誇る桜の絶景を楽しめます。川沿いは遊歩道になっているので、のんびり桜見散歩を楽しむのもいいですね。

「サイクリングロード」沿いには桜が並ぶエリアも

園内に整備されているサイクリングロード沿いにも、ソメイヨシノが植樹されているエリアがあります。桜が舞い散る中、春の風を感じて自転車を走らせてみるのも気持ちがよさそうですね。サイクリングしない方は、橋の上から桜景色を見下ろせるポイントもありますよ。

夜桜を愛でながら公園散策「夜のライトアップ」

桜の見頃時期には、人気のイベント「夜桜散歩」が今年も予定されています。光に照らされた夜桜を眺めながら、のんびりと公園での散歩を楽しめますよ。ライトアップの時間帯はレジャーシートを敷いての花見はできませんのでご注意くださいね。

「夜桜散歩」の日程は、開花状況によって決定するので、詳細は昭和記念公園の公式サイトをチェックしてみてください。

【昭和記念公園】

所在地: 〒190-0014 東京都立川市緑町3173

電話: 042-528-1751(国営昭和記念公園管理センター)

ライトアップ: あり

桜まつり: なし

公式サイト: http://www.showakinen-koen.jp/

2020年開花状況の見込みは?

東京の見頃時期の目安は例年3月下旬~4月上旬頃ですが、2020年2月20日発表の日本気象株式会社の情報によると、東京の開花時期は平年よりかなり早い見込みで、東京では3月16日頃に開花がスタートするのではと予想されています。

今後の気象状況で予想は変動することがあるので、情報を随時ご確認くださいね。

日本気象株式会社: 2020年桜の開花・満開予想

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