運転スコアで料金変動、スマートバリューらが大阪でカーシェア開始

株式会社スマートバリュー(以下、スマートバリュー)、スズキ株式会社(以下、スズキ)、丸紅株式会社(以下、丸紅)の三社は、2月22日から1年間、大阪府豊中市周辺エリアで、カーシェア「Patto(パット)」のサービスを提供する。

「Patto」は、気軽に普段使いできることをコンセプトにしたカーシェアリングサービス。地域密着を掲げ、大阪府豊中市の郊外住宅地にステーションを設置する。

大きな特徴が、運転スコアによって利用料などが変動するシステムだ。エコドライブ普及推進協議会が定めた「 エコドライブ10のすすめ 」に則って、「なめらか運転」「ふんわりアクセル」など7項目の評価で運転スコアを算出し、利用料金へと反省させる。スマートバリューが2008年から始めたテレマティクスサービスの技術を、今回サービスを開始する「Patto」にも取り入れた。

車種は、スズキの「ワゴンR」、「スペーシア」、「ラパン」、「ソリオ」の4種類で、全車両全車両に衝突被害軽減ブレーキとドライブレコーダーを搭載するとしている。また、専用のスマートフォンアプリからサービスの予約・決済が可能。そのほかにも、利用時のクルマのロック・アンロックもアプリで可能だ。

初期費用・月額利用料・ガソリン代は全て無料。利用料金は、1分あたり10~15円のベーシックプラン

と、月額9,800円で平日2時間まで利用可能なフラットプラン

、長時間利用向けのパックプラン

の3種で展開する。

※1 価格は税抜き、最低利用時間15分

※2 価格は税抜き、予約回数の制限等あり

※3 6時間パック・24時間パック・48時間パックを設定、24時間・48時間のパックには距離料金あり

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